ル・プリエールロケット
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構造

19世紀にイギリス軍が用いた「コングリーヴ・ロケット」と同様、大型のロケット花火その物である。
金属製の弾頭には黒色火薬200gが充填されており、空気抵抗を減少させるために先端部には三角錐のコーンが被せられている。本体後部からは長さ1.5m程の木製(松)の棒が伸びていて飛行時の安定を保つ。
ロケットは数発が主翼の支柱に取り付けられ、発射はコクピットからの電気点火により行われる。弾道は不安定なので有効射程は短く、正確な直線軌道を描けるのは100から150m程度(115m説が有力)であるが、命中時は当時の小口径機関銃よりも格段に大きなダメージを与える事が出来た。
ル・プリエールロケット弾を用いたパイロットで最も有名なのはベルギーのエース、ウイリー・コッペン(Willy Coppens)で、32基の観測気球を撃墜した「バルーンエース」である。