レイヴェイ
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| レイヴェイ | |
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レイヴェイ(2024年) | |
| 基本情報 | |
| 原語名 | Laufey |
| 出生名 | Laufey Lín Jónsdóttir / 林冰[1] |
| 生誕 | 1999年4月23日(26歳) |
| 出身地 |
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| ジャンル | ジャズ・ポップ、トラディショナル・ポップ、クラシック、ボサノヴァ |
| 職業 | シンガーソングライター、音楽プロデューサー |
| 担当楽器 | ボーカル、ピアノ、ギター、チェロ |
| 活動期間 | 2014年 – |
| レーベル | AWAL |
| 共同作業者 |
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| 公式サイト |
laufeymusic |
レイヴェイ([ˈleɪveɪ]、Laufey 又は Laufey Lín Jónsdóttir アイスランド語: [ˈlœyːvei ˈliːn ˈjounstouhtɪr̥]、林冰、1999年4月23日 - )は、アイスランド出身のシンガーソングライター。
2014年、アイスランド版『Got Talent』のファイナリスト。2015年、『ザ・ヴォイス アイスランド』のセミファイナリスト。2021年に、デビューEP『Typical of Me』をリリースし、バークリー音楽大学を卒業。
2022年のデビュー・アルバム『Everything I Know About Love』は、アイスランドと米国でチャートインした。続く2023年には、アルバム『Bewitched』を発売し、同アルバムは2024年度グラミー賞の「Best Traditional Pop Vocal Album」部門を受賞[2]。2023年には、シングル「From the Start」をリリースした。
レイヴェイ・リン・ヨンスドッティルは、1999年4月23日アイスランドのレイキャヴィークで生まれた。
父は、アイスランド人、母は中国人[3]。母の林蔚は中国広東省出身で、アイスランド交響楽団の首席ヴァイオリニスト。母方の祖父(レイヴェイの母の父)は、ヴァイオリニストで中国中央音楽学院教授のzh:林耀基[4]。母方の祖母に、中国中央音楽学院声楽歌劇系ピアノ伴奏教研室主任の胡適熙がいる。レイヴェイの双子の妹 Júnía Lín Jónsdóttir はヴァイオリニストで、レイヴェイのクリエイティブ・ディレクターを務めている[5]。
レイヴェイは、4歳でピアノを、8歳でチェロを始め、2018年にレイキャヴィーク音楽大学を卒業した[6]。在学中には、2年間声楽も学んだ。幼少時は、アメリカのワシントンDCとレイキャヴィークを行き来して過ごした[7]。
15歳で、チェロのソリストとしてアイスランド交響楽団と共演[8]。アイスランドでは、テレビ番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』のアイスランド版「Ísland Got Talent」2014年シーズンに出演し、ファイナリストにまで勝ち進んだ。翌2015年には、『ザ・ヴォイス(テレビ番組) アイスランド』のセミファイナリストに選ばれた[9]。
音楽活動

2020年4月6日リリースのデビュー・シングル「Street by Street」は、アイスランド国営放送のラジオで1位を獲得した[11]。2021年4月30日リリースのファーストEP『Typical of Me』には、「Street by Street」ほか5曲が含まれている。そのなかでも、雑誌『ローリング・ストーン』は「I Wish You Love」の演奏を高く評価した[12]。また、雑誌『American Songwriter』は、2021年のベスト・アルバムとして、41のアルバムの1つにこのEPを加えた[13]。また、「Typical of Me」は、ウィロー・スミスやビリー・アイリッシュなど、他のミュージシャンからも注目された[14]。
レイヴェイは、2021年11月にロンドン・ジャズ・フェスティバルに出演し[15]、同時期に、ロンドン交響楽団と シングル曲「Let You Break My Heart Again」を録音し、リリースした。同年12月には、Dodieとコラボし、セオドア・シャピロの曲「Winter Weather」をカバーした「Love To Keep Me Warm」をリリースした[16][17]。
2021年の春夏と12月のクリスマス・シーズンに、レイヴェイは、英国放送協会(BBC Radio 3)のラジオ番組「Happy Harmonies」を1週間ホストし[18]、様々な分野の元気の出る音楽を紹介した。TikTokとInstagramでは、多くのフォロワーを獲得し、頻繁にライブ・セッションを行っている[19]。
米国での最初のテレビ全国放送への出演は、2022年1月21日放送『ジミー・キンメル・ライブ』にゲストとして登場し、デビューEP『Typical of Me』より「Like the Movies」を演奏した。2022年8月26日には、デビュー・アルバム『Everything I Know About Love』がAWALからリリースされ、批評家から高く評価され[20]、ビルボード・オルタナティヴ・ニューアーティスト・アルバムのチャートで1位を獲得した[21]。
2023年6月22日、ブルーノート東京において、日本での初ライブ[22]。
2023年8月、レイヴェイは、Warner Chappell Music(WCM)との間で全世界を対象とする音楽出版契約を締結し[21]、セカンド・アルバム『ビーウィッチド』が同年9月8日にリリースされた[23]。同アルバムは批評家らによって高く評価され、第66回グラミー賞のベスト・トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバムにノミネートされた[24]。「Grammy.com」のライター、モーガン・イーノス(Morgan Enos)は、「『ビーウィッチド』の成功は、レイヴェイがジャズ初心者を魅了したことを示している」[25]とし、『ビルボード』誌は、ジャズを現代の音楽業界のメインストリームに再び戻す青写真(道筋)をレイヴェイが作り上げた、と評価した[26]。
影響
レイヴェイは、幼い時からクラシック音楽に影響を受け、自身でも演奏してきたが、同時に、父親のコレクションであるエラ・フィッツジェラルド やビリー・ホリデイといった女性ボーカルのジャズのレコードを聴いていたことが、現在の音楽のスタイルの獲得に影響しているという[27]。特に、フィッツジェラルドとチェット・ベイカー が一番のお気に入りで、最も芸術的な影響を受けたという。また、テイラー・スウィフト、ノラ・ジョーンズおよびアデルは、音楽家としてインスピレーションを受けたといい、「(スウィフト)がポップとカントリーをやったように、自分もジャズをやってみたい。彼女は、世界中の人々が一つになるのを助けているし、それがミュージシャンの私にとっての最終目標の一つだ」という[28][26]。