レイ委員会
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レイ委員会は欧州3共同体がブリュッセル条約によって統合されて初の委員会となる。欧州経済共同体 (EEC) のハルシュタイン委員会を引き継ぎ、レイ委員会の後はマルファッティ委員会が引き継いでいる。レイ委員会は欧州共同体 (EC) 機構を強化し、また欧州議会の権限を拡張させた。また欧州議会の直接公選制に努め、1979年に初の選挙が実施されている。このほか1968年に成立した共同体内の関税同盟における競争の監督にもあたった 。
レイは1969年のハーグ欧州理事会で重要な役割を果たしている。ハーグ欧州理事会で各国首脳は2つの新たな提唱を掲げて欧州統合を再開させることが決定された。その2つとは、一方が経済通貨統合 (EMU) 、残る他方が欧州政治協力 (EPC) で、今日では前者はユーロ、後者は共通外交・安全保障政策 (CFSP) となっている。
任期の最終年となる1970年、レイは自身が提唱していた共同体の独自の権限について各国政府の支持を取り付けた。これはEECが加盟国の負担金のみでなく、関税や域外から輸入される農産品に対する課税、付加価値税による歳入が可能になったのである。
