レバティ (航空機)
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元々は飛行クラブが使用する基本練習機として開発された小型飛行機であり、原型のレバティ Mk.1は1967年1月13日に初飛行した[1][2]。1969年1月には安全性及び環境適合性の基準をクリアして、機体の型式証明を取得している[1][2]。
1970年5月20日には、改良型であるレバティ Mk.2が初飛行した[1][2]。Mk.2はインド空軍の航空機・システム試験施設において、ループ、スピン、低速ロールおよび失速テストを含む広範な飛行試験に合格し、1972年10月31日に型式証明を取得している[1]。1974年初頭からは主翼の全金属化や計器パネルの変更など、量産に向けたさらなる改良が加えられた[1]。Mk.2からは、並列複座の基本練習機としてだけでなく、3座の自家用機としても使用することが可能となった[1][2]。
設計
単発エンジンの低翼単葉機で、全長は7.58メートル、全幅は9.4メートル、空虚重量は623キログラムである[1][2]。当時のインドの小型飛行機開発はイギリス機の影響を受けており、本機も装備品などにイギリス製品が多数使用されている[3]。主翼はMk.1では一部に木製部品が使われていたが、Mk.2の後期モデルで全金属製の短形翼に変更された[1][2][3]。胴体は鋼管の溶接構造で、前部はアルミニウム張り、後部は布張りとなっている[1][3]。技術的な限界から、キャビンや風防形状などはあまりスマートな設計とは言えなかった[3]。降着装置としては、左右の主翼付け根付近に固定式の主脚があり、尾部に小型の尾輪があった[1]。
エンジンには145馬力のロールスロイス・コンチネンタル O-300Cを搭載しており、最高速度は時速193キロメートル、巡航速度は時速169キロメートル、実用上昇限界高度は3,050メートルであった[1]。Mk.2では燃料容量を増加しており、航続距離は643キロメートルであった[1][2]。
レバティMk.2は、アメリカの連邦航空規則(パート23 附則A)上は、基本練習機としては汎用カテゴリ、自家用機としてはノーマルカテゴリに該当する[1]。練習機として使用する場合は2人乗りで、教官と訓練生は並列に着座し、両席に操縦装置が備えられていてどちらでも操縦操作ができた[1]。計器飛行用の装備も備えられており夜間飛行や非有視界環境での飛行訓練もできたほか、スピン訓練やクロスカントリー航法など初級操縦手の訓練に必要な各種飛行が可能なよう設計されている[1]。自家用機として使用する場合は、さらにもう1席を後部に追加して、3人乗りとすることができた[1]。