ロストクライム -閃光-

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脚本 長坂秀佳
伊藤俊也
ロストクライム -閃光-
監督 伊藤俊也
脚本 長坂秀佳
伊藤俊也
出演者 渡辺大
奥田瑛二
音楽 大島ミチル
主題歌 DEEP「milestone」
撮影 鈴木達夫
編集 只野信也
製作会社 『ロストクライム -閃光-』製作委員会[1][注 1]
配給 角川映画[1]
公開 日本の旗 2010年7月3日
上映時間 118分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ロストクライム -閃光-』(ロストクライム -せんこう-、Lostcrime)は、2010年7月3日公開の日本映画[2][3][4][5][6]

永瀬隼介著作『閃光』を原作に三億円事件の真相を新解釈したクライム・サスペンス映画[1][7][8][9]PG12指定[1]。主演:渡辺大奥田瑛二[4]、監督伊藤俊也。脚本は伊藤と長坂秀佳の共作[1]

若手刑事の片桐慎次郎と定年間近の滝口政利が担当した事件の死体は、三億円強奪事件の最重要容疑者・葛木勝であった。やがて二人は独自捜査で三億円事件の核心に迫っていくが、その前には巨大な陰謀が立ちふさがっていた[1][4][10]

キャスト

スタッフ

製作

企画は角川映画[4]、社会派作品を数多く手がけてきた伊藤俊也[12]、監督オファーがあったのは2009年5月[4]。伊藤は原作を読んでから返事をすると伝えたが[4]、リアルタイムで事件を知る「三億円事件」には特別な感情もあった[5]。永瀬隼介の原作小説『閃光』を読み、真相は今もって闇の中ではあるが、同作が1つの回答として納得できたことで、幾度も映像化されてきた「三億円事件」の決定版として新しく映画化する意味もあると考え、オファーを受けた[4][5]。伊藤監督は商業映画として11年ぶりの映画[4][5]。「三億円事件」を取り上げた小説・映像作品は数多いため、新機軸として取り入れられたのが「父と子の相克の物語」[5]。また「三億円事件」が起きた1968年は世界中で大きな事件があった激動の年で、映像作品ではある種のノスタルジーを伴って取り上げられることが多いが、伊藤監督は「ノスタルジックに語りたくない」と批判的に述べている[5]

キャスティング

オープニングクレジットでキャストの名前が表記されるのは渡辺大川村ゆきえ武田真治宅麻伸かたせ梨乃夏八木勲原田芳雄奥田瑛二の8人。主役はバディを組む渡辺大と奥田瑛二の二人だが[4]、伊藤監督は渡辺大を知らず、映画の後半で滝口を凌ぐ主役になっていくような未来の大物を片桐に求めていて俳優を探していたら鍋島壽夫プロデューサーから渡辺を推薦された[4]。1986年の『海と毒薬』で奥田は渡辺大と同じ26歳のとき、大の父・渡辺謙と共演していることから[4]、伊藤監督と奥田とで渡辺大を育てようとなった[4]。また伊藤は武田真治の役者としての独特の匂い、ニュアンスに驚いたという[4]

ムーディ勝山が津村多恵子(川村ゆきえ)のパシリの運転手役で勝山慎司(勝山梶)名で出演してる[13]。セリフは「はい、はい」のみ。熊谷真実烏丸せつこ中田喜子の出演時間は同じくらいだが、何故か熊谷真実のみ友情出演表記。

撮影

2009年10月クランクイン、同年12月クランクアップ[4]。冒頭隅田川に水死体が上がる後、映像作品でしばしば映される警視庁の全景を桜田門の中から撮っている。伊藤監督は「なぜあれだけの証拠が揃いながら犯人を逮捕できなかったのか、三億円がどこへ行ったのか、そういうことも全てトータルに自分のイメージが作られたので、どんな三億円事件オタクの人に対しても、これが真相だと提示できるものになったと思う」などと述べている[4]

宣伝

配信と新聞特集

テレビ朝日と朝日新聞の企画で、6月28日 - 7月2日の期間限定で『鳥越俊太郎【三億円事件】を語る』を特別配信。またasahi.comで特集ページも組まれた。

キャッチコピー

「ただでは、すまない。」[6][7]、「世紀の完全犯罪、三億円事件、解決。」。

作品の評価

興行成績

角川シネマ新宿[4]他、全国102スクリーンで公開され、2010年7月3・4日の初日2日間で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となり、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)でも第3位を記録している。

評論

鳥越俊太郎は「動機と犯人像を事件が起こった時代性と強く結びつけた点が斬新だった。実際に取材をし、事件の像というものを自分のなかに持っていた僕でも、この映画には驚きました。そうか、こういう見方もあったのかと」などと評している[3]

備考

脚注

外部リンク

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