ロノ
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農耕と平和の神
ハワイ先住民が信じた宗教は自然崇拝で、さまざまな神が登場するが、その中でもロノはクー、カーネ、カナロアと共に4大神で、農耕と平和の神である。ポリネシア神話の農耕の神・ロンゴ(マオリ語でRongo)に相当する。 [1] [2]
神話
ロノは地上の女を娶るために天から虹を伝って降り立った。そして、美しい娘カイキラニに求婚し、ケアラケクア湾に所帯を持った。ある時、ひとりの首長がカイキラニに横恋慕し、求愛の歌を歌ったところ、それを耳にしたロノは嫉妬に怒り狂い、妻を殴り殺した。我に返ったロノは後悔の念から狂人のように島を徘徊し、会う人全てにレスリングを挑んだ。その後、ロノは人々に沢山の食料を持って帰ってくると約束し、カヌーに乗ってケアラケクア湾を去った[3]。
ハワイの新年「マカヒキ」をつかさどる神
キャプテン・クックの来航
キャプテン・クックは1779年にハワイへ来航している。その時に投錨したケアラケクア湾にはロノを祭るヒキアウ・ヘイアウがあり [6] 、白い帆をかかげるレゾルーション号に乗った西洋人たちはロノの来訪と間違えられて、最初はハワイ先住民に大歓迎されたが、次に帆船の修理に再度寄った時にはマカヒキを過ぎており、疑われて、さらに争いに巻き込まれてそこで亡くなっている。
