エディンバラに生まれる。父は印刷・出版業者。16歳の時カナダへ行き、五年間ハドソン川会社で働く。毛皮の交易を先住民やイヌイットと行い、マニトバ、オンタリオ州、ケベック州で働き、のちの小説『若い毛皮商人』(一八五六)の基礎となった。家族を恋しがったことから母に手紙を書くことが始まり、それによってバランタインは文章術を身につけたという。一八四七年にスコットランドへ帰ったバランタインは父が死んだことを知る。翌年彼は『ハドソン湾 北米の自然』を刊行し、出版社コンスタブルで働く。一八五六年、彼は執筆に専念し、少年向け冒険読物を書くようになり、その名が次第に知られていった。