ロリプラム
From Wikipedia, the free encyclopedia
ロリプラム(Rolipram)は、選択的ホスホジエステラーゼ阻害薬である。ホスホジエステラーゼ-4、特にPDE-IVBを阻害する[1]。多くのPDE阻害剤と同様に、ロリプラムは抗炎症薬である[2]。また、抗うつ薬としての用途が研究されている[1][3][4]。また、抗炎症[5]、免疫抑制[5]、抗腫瘍活性[6][7]も持ち、様々な硬化症の治療も提案されている[8]。近年の研究では、抗精神病薬の効果も持つことが示されている[9][10]。動物実験で示されたその他の効果は次の通りである。
| 臨床データ | |
|---|---|
| ATCコード |
|
| 法的地位 |
|
| 薬物動態データ | |
| 消失半減期 | 1–3 h |
| 識別子 | |
| |
| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.057.046 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C16H21NO3 |
| 分子量 | 275.347 g/mol g·mol−1 |
| |
| | |
動物実験により、アルツハイマー病[16]やパーキンソン病[17]の症状改善や脊椎軸索の再生[18]の可能性も示されている。
ロリプラムには、嘔吐やその他の望ましくない効果もある[19]。この点では、ネズミで嘔吐を起こさない程度の服用量でロリプラムの3倍から10倍の記憶改善効果を持つ別のPDE4阻害剤であるGEBR-7bよりも好ましくない[20]。