ロングプレイヤー
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「ロングプレイヤー」は20分20秒の1つの曲をベースにしており、それをコンピュータが単純なアルゴリズムに基いて処理をする。これが膨大なバリエーションを生み出し、切れ目無く演奏すると1000年かかる。
ベースになっている曲は、イギリスのバンド「ザ・ポーグス」の初期メンバーの一人であるジェム・ファイナーが作曲した。この曲ではチベットの鈴(りん)と銅鑼が使われており、それらは縁を木製の桴(ばち)で叩いたり擦り回すことで様々な音色を出せる。ベースの曲はイギリスの芸術家団体 Artangel の委嘱により1999年12月に録音された。大学時代にコンピュータサイエンスを専攻していたジェム・ファイナーは1994年に曲の構想を思いつき[2]、音楽的背景について「哲学、物理学、宇宙論の観点から経験され、理解される時間という概念」と説明している[3]。
「ロングプレイヤー」は、ロンドンにあるミレニアム・ドームが開館した2000年当時は、そこのリラクゼーション・ゾーンで聴くことができた。またトリニティ・ブイ・ワーフにある19世紀の灯台や、その他にもイギリス・アメリカ・オーストラリア・エジプトの公共演奏場所で演奏されており[4]、Icecast によるインターネット・ストリーミング(2008年時点ではグリニッジの SPC が運営)でも聴くことができる。
ライブ演奏

2009年9月12日から13日にかけて、1000年のうちの1000分(16時間40分)の部分のライブ演奏がロンドンの舞台芸術施設ラウンドハウスで行われた[5]。12日午前8時20分から作曲者のジェム・ファイナーやミュージシャンのデヴィッド・トゥープを含む26人の演奏者が交代で演奏し、演奏の様子はYouTubeで公開されている(YouTube「LongPlayer Live」)。
25周年を記念して2025年4月5日に再びラウンドハウスで1000分間、午前7時20分から深夜0時まで演奏された[6]。