ローカルランクとは、外交官が駐在する外国に対する非礼となることを避けるため、一定の期間、公式に実際の官職よりも高い職位を称すること、またはその制度をいう。通常は、相手国に駐在する期間を通じて本来の職位より1つだけ高い職位を称する(例:三等書記官→二等書記官)が、欧州の小国などでは、特定の会合又は特定の期間に限って、例外的に2つないし4つ高い職位を称することを認めている事例がある(例:EU加盟国の小国が、議長国期間中に三等書記官である者に、他国の担当者との横並びを踏まえて参事官の名称を与えている例がある)。ローカルランクを許された場合、外交官はそのローカルランクが記載された外交官パスポートを持つ。
例として、参事官(英: counsellor)の公の名称を用いる者のうち、特に対外的に「公使」のローカルランクを名乗ることを許された者を「名称公使」又は「公使参事官」という。ただしローカルランクを使用できるのは対外的なものであり、部内では通常のランクを使用する。