ローズエンド作戦

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ローズエンド作戦(ローズエンドさくせん、英:Operation Road's End)、太平洋戦争が終結した約8ヶ月後の1946年(昭和21年)4月1日に長崎県の五島列島沖にてアメリカ海軍が実施した一斉海没処分の総称である[1]。この海没処分では、戦争末期の1945年7月末に重巡洋艦「インディアナポリス」を撃沈した「伊58」(いごうだいごじゅうはちせんすいかん)と、これとは別の伊号潜水艦「伊402」(いごうだいよんひゃくにせんすいかん)などを含めた合計24隻の潜水艦が処分された[1]

戦後処分における位置づけ

日本の降伏後、連合国 (第二次世界大戦)は旧日本軍装備の調査と処分を進め、潜水艦についても接収・除装・廃棄が実施された[2]。また、終戦後に残存した潜水艦が沈没処分された経緯について、米海軍の公式資料でも言及されており、これらの処分が戦後の武装解除および管理の一環として行われたことが示されている[3]

なお、伊202など自走不能な4隻は本作戦の数日後(4月5日)に「デッド・ダック作戦(Operation Dead Duck)」として別途処分されており、本項の24隻には含まれない。さらに、技術的価値が高いとみなされた5隻(伊400伊401伊14伊201伊203)については本作戦に含まれず、別途ハワイへ回航され調査を受けた後、1946年5月以降に現地で海没処分されている。

終戦時点の潜水艦戦力を残存艦・喪失艦に区分し、残存艦についても「米軍接収後の処分」や「近海における米軍処分」など複数の処分経路がある[4]。終戦時残存艦は58隻とされ、終戦後処分は単一作戦で完結したのではなく、艦の状態、回航可能性、接収後の運用判断に応じて複線的に進められたことが記録されている[4]

ローズエンド作戦は、このような戦後処分のうち、1946年(昭和21年)4月1日に五島列島沖で実施された一斉海没処分に対応する作戦である。先述の通り米海軍の艦歴資料は、同日に捕獲潜水艦24隻の処分を実施したことを記録している[1][5][6][7]。さらに、五島列島沖の海底調査は24隻規模の沈船群を報告しており、米側記録と海底実見の知見が相互補強関係にある[8][9]

したがって、終戦後潜水艦処分の全体像を説明する際には、ローズエンド作戦を中核事例として扱いつつ、同時期に別日程・別海域で実施された処分系統(自走不能艦の処分、接収後に国外で処分された艦群など)と区別して記述する必要がある[4][7]

経過

処分艦

脚注

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