タカ目
鳥類の目
From Wikipedia, the free encyclopedia
分類
タカ目 Accipitriformes を構成する科は以前は、ハヤブサ属 (Falco) に由来する名前をもつFalconiformes に分類されていたが、その和名は学名に反してタカ目とされていた。コンドル科は骨格や習性・初期の分子系統解析の結果から、コウノトリ目に含める説もあった[5]。2008年に発表された鳥綱169種の核DNAの分子系統推定ではタカ類とコンドル類はまとまった系統だが、それらはハヤブサ類とは極めて遠い系統であり、従来のFalconiformesは多系統群であるという解析結果が得られている[6]。目内でもコンドル科は初期に分岐した系統だという分子系統解析から、コンドル科のみでCathartiformes目を構成する説もある[7]。Falconiformes は現生種ではハヤブサ科のみで構成することとなり、タカ類を含まなくなったため、その和名はハヤブサ目と改められた[3]。タカ類やコンドル類を含む新たな目として Accipitriformes が置かれ、以前は Falconiformes に充てられていたタカ目という和名を引き継ぐこととなった[3]。
以下の分類・英名は、IOC World Bird List (v 10.2)に従う[7]。和名は山崎・亀谷(2019)に従う[3]。
| タカ目 |
| |||||||||||||||||||||
生態
ミサゴ類は停空飛翔(ホバリング)しながら魚類を探し、獲物を見つけると急降下して水中まで潜ることもある[10]。後肢も外側の趾が前後に動き獲物を掴めるようになっており、趾の裏側には突起があり粘液で覆われた魚類に対し滑り止めの役割をすると考えられている[10]。タカ科(ハゲワシ類)とコンドル科では、主に死骸を食べる種がいる[5]。コンドル科は鼻孔が開放されており嗅覚を頼りに死骸を探すのに対し、タカ科は主に鼻孔が蝋膜に覆われて閉鎖されておりハゲワシ類は視覚(死骸に群がるハゲワシ類の視認も含む)を頼りに死骸を探す[5]。ヤシハゲワシは死骸も食べるが、鳥類や哺乳類・甲殻類・軟体動物なども捕食し、さらにヤシ類の果実を食べる[10]。