ヴァスンダラー

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梵名ヴァスンダラー(वसुन्धरा [Vasundharā])はサンスクリットで「地」を表すため、日本では持地菩薩とされているが、ネパールでは女神[1]、また『仏母大孔雀明王経』では七十三大羅刹女のうちの一人の「持地羅刹女」のことである[2]

例えば、インドでは、マンダラの制作時に, まずマンダラを地面に描く許可をヴァスンダラーに請願する作法が残っているが、このことは大地の女神としてのヴァスンダラーの基本性格を示している[3]

ネパール仏教の研究者で、現・種智院大学のスダン・シャキャ講師によれば、このヴァスンダラーと混同されているものに、「法界語自在曼荼羅」と関連する福徳財宝の女神ヴァスダーラー(Vasudhārā持世菩薩)があるが、後者は仏教以外にもヒンドゥー教ジャイナ教でも崇敬を集める汎インド亜大陸的女神であり、両尊は全く別起源であり異なる役割を有するものである[1]

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