ヴァルナ・サンカラ From Wikipedia, the free encyclopedia ヴァルナ・サンカラ (वर्णसंकर, Varṇa-saṃkara)とは、インド社会における4ヴァルナ(バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラの四種姓)以外の範疇のひとつで、各ヴァルナ相互の婚姻による混交のことを意味している[1]。 概要 各ヴァルナに属する人に対しては、同一のヴァルナから配偶者を得ることが義務づけられており、ヴァルナ間の混血は忌避されるべきものとされている[2]。19世紀をとおして、ヨーロッパ人とインド人との混血コミュニティが「半カースト」と蔑称されたのも、こうした観念の延長線上にあった[1]。なお、上位ヴァルナの男性が下位ヴァルナの女性と結婚するアヌローマ(anuloma、順毛婚)は大目にみられるのに対し、逆のプラティローマ(pratiloma、逆毛婚)は避けるべきとされる[2]。 4ヴァルナ以外の範疇 ヴァルナ・サンカラ 外国人 不可触民——4ヴァルナ以外の範疇には、他に不可触民と呼ばれる人びとの存在がある。英語ではアウトカーストと称されることもあるが、インドの在来の語彙としてはアヴァルナ(ヴァルナに含まれない人)がある[1]。 脚注 [脚注の使い方][1]藤井(2007) [2]『南アジアを知る事典』(1992) 関連項目 ヴァルナ (種姓) カースト ジャーティ ゴートラ 参考文献 藤井毅『インド社会とカースト』山川出版社<世界史リブレット86>2007.12、ISBN 4-634-34860-8 辛島昇・前田専学・江島惠教ら監修『南アジアを知る事典』平凡社、1992.10、ISBN 4-582-12634-0 Related Articles