ヴァレーセ (砲艦)
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ヴァレーセ (Varese) はイタリア海軍の装甲砲艦[1]。一等装甲スクリュー砲艦[1]。パレストロ級。艦名は1859年のヴァレーセの戦いにちなむ[2]。
フランスのForges et chantiers de la Méditerranéeで建造[2]。1864年8月起工[1]。1865年12月23日進水[1]。1866年6月1日就役[1]。
船体は鉄製[1][3](木製[4]とも)。常備排水量2000トン、満載排水量2400トン、全長64.8m、垂線間長61.0m、幅13.0m、吃水4.3m[1]。または常備排水量1968トン、満載排水量2362トン、水線長202フィート9インチ (61.80m)、幅42フィート8インチ (13.00m)[3]。蒸気往復動機関1基[4][2](2基[1]とも)、角缶2基搭載で、出力930指示馬力[2]。2軸推進で、速力8ノット[1]。装甲は舷側とリダウト120mm[2]、または舷側とシタデル4と1/2インチ[3]/ref>。もしくは水線部115mm[4]。帆装は三檣バーク[4]。大きな衝角を有する[4]。
兵装は203mm施条砲2門、203mm滑腔砲2門、120mm滑腔砲1門、80mm砲2門[1]、または200mm前装砲4門、165mm前装砲1門、80mm上陸砲2門[2]。
1866年6月20日、イタリアはオーストリアに宣戦布告し第3次イタリア独立戦争が始まる。7月16日、ペルサーノ提督率いるイタリア艦隊はアンコーナからリッサ島へ向け出撃した[5]。7月18日、艦隊はリッサ島に到着し、攻撃を開始[6]。「ヴァレーセ」は「レ・ディタリア」などとともにPorto San Giorgio攻撃を行った[7][8]。7月19日は「ヴァレーセ」と「テリビーレ」はcomisaを攻撃に割り当てられている[6][9]。
7月20日、オーストリア艦隊が現れ、リッサ海戦が生起する。通報艦「Esploratore」が不審な船群発見を報告してきたとき、「ヴァレーセ」と「テリビーレ」はcomisa攻撃の準備をしているところであった[10]。両艦は呼び戻され、「ヴァレーセ」は戦列に加わった[11]。海戦中、「ヴァレーセ」は「Ancone」と衝突した[12]。

1870年、ローマ侵攻作戦に参加[1]。1886年から1891年までコレラ患者用の病院船として用いられ[2]、1891年5月29日に除籍[1]。その後は倉庫船兼練習船となる[1]。1901年に[1]、または1901年から1902年にかけて解体された[2]。