ヴィタクリドリンダ
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ヴィタクリドリンダ("Vitakridrinda")は白亜紀後期、現在のパキスタン西部、バローチスターン州に生息したアベリサウルス科の獣脚類恐竜の裸名である。"Vitakri" は化石の発見地にちなみ、"drinda" はウルドゥー語やサライキ語で『獣』を表す言葉に由来する[1]。タイプ種はV. sulaimaniである。化石はパキスタン地質調査所の古生物学者チームにより[2]ヴィタクリ(Vitakri)近郊のパブ累層(en)ヴィタクリ部層(Vitakri Member)のマーヒトリヒト期の堆積岩から(他の恐竜のものとともに)発見された[1]。2004年、M.S. Malkaniにより部分骨格に基づいてアブストラクトで非公式に命名された。この時点でのホロタイプ標本には2つの大腿骨、一つの脳函、1つの歯が含まれている。後にMalkaniによって発見された部分的な鼻骨もホロタイプに指定された他、追加で発見された椎骨もこの属のものとされていた[3][4]。 しかし、のちの研究では鼻骨はInduszalim属に、脳函は"Gspsaurus"という無効属に属するとされるようになった[5][6][7]。この属は報告の段階では "Vitaridrinda"と呼ばれていた[2]。M.S. Malkaniによって命名された恐竜の属の殆どは無効名とされており[8]、ほとんどMalkani本人にのみ用いられる状態にある。2020年代においてもMalkaniはアブストラクトやハゲタカジャーナル上においてパキスタンの化石の記載を続けている。