ヴィルク級潜水艦
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| ヴィルク級潜水艦 | |
|---|---|
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ヴィルク(1940年11月) | |
| 基本情報 | |
| 艦種 | 潜水艦 |
| 運用者 |
|
| 建造数 | 3隻[1] |
| 次級 | オジェウ級潜水艦 |
| 要目 | |
| 排水量 | 水上:980 t、水中:1,250 t[1] |
| 全長 | 78.5 m[1][2] |
| 最大幅 | 5.9 m[1][2] |
| 吃水 | 4.2 m[1][2] |
| 機関 |
ヴィッカース製ディーゼルエンジン×2基(1,800 bhp)[1][2] 電動機×2基(1,200 shp)[1][2] |
| 推進 | 2軸[1][2] |
| 最大速力 | 水上14 kt、水中9 kt[1] |
| 航続距離 | 水上10ktで7,000海里[2] |
| 乗員 | 54名[1] |
| 兵装 | |
ヴィルク級潜水艦(英語: Wilk-class submarine、ポーランド語: Okręty podwodne typu Wilk)は、ポーランド海軍の潜水艦[1][2]。ポーランド海軍で初の潜水艦であり、1931年から1932年にかけて3隻が竣工した[2]。
1926年12月[1]もしくは1927年[2]に発注された。設計はフランスのノルマン造船所が担当し、ノルマン・フェノー型複殻式敷設潜水艦と呼ばれる設計を採用した[1][2]。
主武装は550ミリ魚雷発射管6門で、艦首に固定式発射管が4門、船体に旋回式の連装発射管が1基(2門)装備されている[1][2]。また、40口径100ミリ単装砲1門と、対空用の40口径40ミリ機関砲1門があった[1][2]。前述のとおり機雷敷設能力も有するが、搭載数については40発とする資料[1]と38発とする資料[2]がある。
航洋性能には優れていたものの、大きな騒音や計画値の8割(80メートル)しかない潜航深度、脆弱な外部燃料タンク、信頼性に欠ける機雷敷設装置など竣工当初から問題を抱えており、運用実績は不良であった[1][2]。
運用
本級の建造は遅延が著しく、それぞれ予定から27、38、32か月遅れの納入となり、1931年から1932年にようやく竣工している[1][2]。
1930年代に、40ミリ機関砲が13.2ミリ連装機関銃に換装された[1]。
第二次世界大戦では、ドイツ軍のポーランド侵攻を受けて3隻ともポーランドを脱出[1][2]。1番艦「ヴィルク」はイギリスに脱出し、1940年9月から自由ポーランド海軍の練習艦となったが、状態が悪く1942年4月に退役した[1][2]。2番艦「リス」と3番艦「ズウィーク」は中立国のスウェーデンに脱出し、そのまま終戦まで抑留された[1][2]。
終戦後の1945年10月、「リス」と「ズウィーク」はポーランドに帰還し、その後1950年代初頭までポーランド海軍で運用された[1]。「ヴィルク」も1951年に曳航されて帰還したが、同年中にスクラップになっている[1]。