ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
1629年に、ヴィンタートゥール市民による音楽愛好家団体 (Musikkollegium) として設立された。1875年にヴィンタートゥール市管弦楽団となる[1][2]。20世紀初頭には、実業家で芸術のパトロンであったヴェルナー・ラインハルトの支援を受け、ヘルマン・シェルヘンのもと黄金期を迎える。イーゴリ・ストラヴィンスキー、リヒャルト・シュトラウス、アントン・ウェーベルンといった現代作曲家たちがヴィンタートゥールを訪れ、彼らの作品の演奏や現代作曲家への作品の委嘱が行われた。楽団の編成は比較的小規模で機敏な魅力を持ち、古典派と初期ロマン派、現代音楽をレパートリーの中心としている[3][4]。ゴットフリート・ゼンパーの設計のシュタットハウス (Stadthaus Winterthur) を主な演奏会場とし、チューリッヒ歌劇場のピットでも演奏している[5]。
首席指揮者
- ゲオルク・ヴィルヘルム・ラウヘネッカー (1873年-1884年)
- エドガー・マンジンガー (1884年-1893年)
- エルンスト・ラデッケ (1893年-1920年)
- ヘルマン・シェルヘン (1922年-1950年)
- ヴィクトル・デザルツェンス (1950年-1975年)
- マリオ・ヴェンツァーゴ (1978年-1986年)
- フランツ・ウェルザー=メスト (1987年-1990年)
- フュルスト・ヤーノシュ (1990年-1995年)
- ハインリヒ・シフ (1995年-2001年)
- ジャック・ファン・スティーン (2002年-2008年)
- ダグラス・ボイド (2009年-2016年)
- トマス・ツェートマイアー (2016年-2021年)
- ロベルト・ゴンザレス=モンハス (2021年- )
録音
トーマス・ツェートマイアー指揮により、細かなニュアンスで室内楽曲のように仕上げられたブラームスの交響曲全集を残している[6][7]。また、同団のコンサートマスターを経て首席指揮者に就任したロベルト・ゴンザレス=モンハス指揮で、モーツァルトの後期交響曲と現代作品を組み合わせた録音プロジェクトを展開している[8][9]。