ヴォルガショル

From Wikipedia, the free encyclopedia

ヴォルガショル(ロシア語: Воргашорコミ語: Вӧргашор)はロシア連邦コミ共和国北部に位置する都市型集落ヴォルクタ市街地の一部でありコムソモリスキー村セヴェルヌイ村などが属しているヴォルクタ環状道路沿いに位置しており、コミ共和国の首都スィクティフカルから約900kmの距離にある。

概要 ヴォルガショル ВоргашорВӧргашор, 位置 ...
ヴォルガショル
Воргашор
Вӧргашор
ヴォルガショル中心部
ヴォルガショル中心部
位置
[[ファイル:
Pag is on an island.
Pag is on an island.
ヴォルガショル (ロシア)
| 250px|ヴォルガショル の位置図]]
[[ファイル:
Pag is on an island.
Pag is on an island.
ヴォルガショル (コミ共和国)
| 250px|ヴォルガショル の位置図]]
座標 : 北緯67度35分03秒 東経63度47分32秒
歴史
設立 1964年
行政
ロシアの旗 ロシア
 連邦管区 北西連邦管区
 行政区画 共和国
 共和国 コミ共和国の旗コミ共和国
 都市型集落 ヴォルガショル
人口
人口 (2024年現在)
  都市型集落域 6544人
その他
等時帯 モスクワ時間
閉じる

名前は村の近くを通るヴォルガショル川にちなんで名付けられた。この町はかつて炭鉱業により栄えたが、鉱業が衰退したことにより人口は減少。結果、多くの住民が住居を放棄したことにより、建築物は荒れ果て町にはゴーストタウンのような異様な光景が広がっている。

2024年時点での人口は6544人[1]

歴史

1931年ロシア地質学者アレクサンダー・チェルノフヴォルクタで大規模な石炭鉱床を発見した。この発見により、多くの人々がヴォルクタに集まり1943年にはヴォルクタは都市としての地位を与えられ、その後も人口は増加し続けた[2]

1960年代になるとヴォルクタの付近には13個の鉱山が存在し、鉱山の近くにはそれぞれ都市型集落が形成された。中でも、1964年に操業を開始したヴォルガショル鉱山および街は最も発展しており、アパートや学校、幼稚園、スーパーマーケット、病院、映画館、さらにはウォッカの製造工場などが町には存在していた。最盛期には約25000人のも人がこの都市型集落で生活していた。

しかし、1990年代に入るとソビエト連邦が崩壊したことよる経済の混乱が原因により、ヴォルガショルの炭鉱業も大きな打撃を負った。数千人の人々が他のヴォルクタ都市圏の都市と同様に経済悪化を受けヴォルガショルを去り、さらに2000年代に入ると相次ぐ炭鉱での崩落事故によりほとんどの炭鉱は操業を停止した。現在のヴォルガショルは不気味な黒い窓が点在し、雪に閉ざされ荒れ果てたフルシチョフカが立ち並ぶ異様な光景が広がっている。しかし、完全に人がいなくなったわけではなく、未だにこの町には2024年時点で約6000人のも人々が住んでいる。[3]                                   

街並み

荒廃した建物が広がるヴォルガショル中心部

ヴォルガショルは経済崩壊が原因で人口が急速に減少し、今ではゴーストタウンのような街並みが広がっている。フルシチョフカは窓が割れ、荒れ果て雪に覆われているため誰も住んでいない印象を受けるが、人々はこの過酷な環境でも生活をしており、さらに、この町には映画館や幼稚園なども存在している。[4]

交通

ヴォルガショルとヴォルクタはヴォルクタ環状道路で繋がっており、物資などはすべてヴォルクタ市から送られてくる。さらに市内では小型バスも運行している。

人口

1989年には約25000人だった人口は、ソビエト連邦の崩壊や鉱業の低迷により、多くの人口が他地域に流出し、2010年代には約11000人までに減少した。2018年には人口は10000人を下回り、2021年に入ると人口は6553人まで大幅に減少した。

さらに見る 1980年, 1986年 ...
人口規模
1970 1979 1980年 1986年 1989年 2002年 2010年
11 812 18 488 18 800 23 700 24 869 19 100 12 044
2011 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
12,000 11 520 11 192 10 876 10 666 10 450 10 345
2018年 2019年 2020年 2021年 2024年
9896 9518 9442 6553 6544
閉じる

気候

ヴォルガショルは亜寒帯気候に属しており、冬が長く夏は短い。夏になっても気温はあまり上昇せず、夏でもが降りる時もある。冬には最低気温が-50度にも達するほど気温が下がり、北西から強い風が吹くため吹雪の日が多い。1年を通して天候が晴れる日は少なく、ほとんどの天気が曇りか雪である。

ヴォルガショルでは厳しい気候のため作物の露地栽培は不可能である。

さらに見る 月, 1月 ...
ヴォルガショルの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 1,1 1,2 5.3 12.0 26.5 31.0 33.8 30.0 24.2 15.6 4.8 3.5
平均気温 -19.5 -20 -13.9 -10 -1.9 7.6 13.2 9.7 4.3 -3.4 -13.3 -17.6
最低気温 -48 -49.4 -43.1 -38.5 -25.3 -8.4 -1 -4.8 -10.5 -29 -45.1 -52
出典:ヴォルクタの気候
閉じる

脚注

Related Articles

Wikiwand AI