一ノ瀬メイ
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京都市出身。父がイギリス人で母が日本人[5]。先天性右前腕欠損症[5][6][7]のために、右腕が人よりも短い。幼少期より家庭内で英語を用いたために英語が堪能。1歳半で水泳を始めた。小学生のころに地元のスイミングスクールで障害を理由に入会を断られた苦い経験がある[5]。小学校2年生で京都市障害者スポーツセンター(京都SC)に入り、その年の近畿障害者水泳選手権大会で25m背泳ぎと50m自由形で1位に[8]。当時パラリンピックの競泳日本代表監督を務めていた猪飼聡は、一ノ瀬が小学校3年生になったとき、将来パラリンピックに出てみないかと声をかけた[8]。小学校4年の途中で1年間イギリスに留学しスイミングスクールに通い大会にも出場[5]。
2012年、京都市立紫野高等学校普通科・英文系に入学[9]。高校3年時に、2014年アジア競技大会に出場。200m個人メドレークラスSM9、100m平泳ぎクラスSB9で銀メダル。50m自由形クラスS9、100m背泳ぎクラスS9で銅メダルを獲得した[10]。
2015年2月に行われた全英連第8回全国高等学校英語スピーチコンテストでは、障害の「社会モデル」についてのスピーチを行い全国優勝。文部科学大臣賞・ 文部科学大臣杯を受賞した[11][12]。
2015年4月、近畿大学へ進学[13]。同年7月に行われた2015グラスゴー世界選手権では、200m個人メドレークラスSM9で決勝進出を果たした[14]。
2016年3月6日、リオ・パラリンピック派遣選手選考会において、個人ベスト記録を4秒16縮める2分41秒35の日本新記録で出場が内定[15]。200メートル個人メドレーなど競泳8種目に出場する[16]。
2019年3月、近畿大学経営学部経営学科を卒業。卒業後は大学職員になり、近畿大学とオーストラリアを練習拠点とする[17]。
2021年10月27日、現役引退を表明[18]。
自己ベスト
| 種目 | 水路 | クラス | 記録 | 樹立日 | 大会名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 200m個人メドレー | 長水路 | SM9 | 2分41秒35 | 2016年3月6日 | リオデジャネイロ・パラリンピック日本代表選考会兼春季静岡記録会 | 日本記録 |
| 50m自由形 | 長水路 | S9 | 31秒06 | 2015年9月5日 | 2015 ジャパンパラ 水泳競技大会 | 日本記録 |
| 100m自由形 | 長水路 | S9 | 1分09秒16 | 2013年10月28日 | 2013アジアユースパラゲームズ | 日本記録 |
| 100m背泳ぎ | 長水路 | S9 | 1分18秒97 | 2015年7月13日 | グラスゴー2015世界水泳選手権大会 | 日本記録 |
| 50m平泳ぎ | 長水路 | SB9 | 40秒80 | 2016年6月11日 | 2016ドイツオープン | アジア記録 |
| 100m平泳ぎ | 長水路 | SB9 | 1分25秒83 | 2016年6月9日 | 2016ドイツオープン | 日本記録 |