一般化費用についての式は、運賃
、所要時間
、時間価値
の3要素からなり、一般化費用
に対して次の式で表される。

ここでいう時間価値とは、時間を費用に換算するパラメータであり、単位は [¥/min] である。時間価値は所得、利用目的などの個人属性によって違い、例えば長距離利用者は通勤通学利用者よりも時間価値が高い傾向にある。またこの式から、一般化費用は運賃に加えて、時間についての感覚的な費用を含めた値であることがわかる[2]。
同一区間を利用するも、普通列車または有料特急のいずれかを利用するように、利用方法が複数ある場合がある。普通列車の運賃、所要時間をそれぞれ
として、有料特急の場合
とすると、一般的に次の式が成り立つ。これを式1とする。

かつ
のときは、すべての
で
となるので、この場合は考えない。
を定数とするとき、
を
の関数として表すことができ、2式の交点を
とすると次の式が成立する。これを式2とする。

したがって合理的経済人であれば、
の時間価値を持つ人は普通列車を、
の人は有料特急を利用する。ここで、式1と式2より
なので、これから普通列車、有料特急のいずれかを利用すればよいか計算できる[2]。