七上八下
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中国共産党では5年に1度の党大会が行われるのであるが、その時に67歳以下の人物は指導部に入れるかもしれないが、68歳以上ならば引退することとしていた制度[2]。
この制度は2002年に始められた。江沢民が総書記を退く2002年の党大会で定められ、その2002年の党大会から施行されるようになっていた。この制度が定められたことにより、江沢民のライバルであった李瑞環は政治局常務委員を続けられなくなり退任することとなった[3]。七上八下が導入されたことにより中国の指導部の定年は70歳であったのだが、李瑞環は68歳で退任させられていた[4]。
胡錦濤政権では七上八下が守られ、それまでは70代で政治局常務委員となることもあったのだが、胡錦濤政権ではそのようなことが無くなっていた[5]。
2022年に行われる中国共産党大会の時点では、習近平は68歳を超えるため習近平が留任するならば七上八下はどうなるのかが注目されていた。習近平のみを例外とするのか、七上八下を廃止するのかなどが予想されていた[6]。習近平からの信頼の厚い人物も68歳を超えるのであるが、その人物に代わる人材は見当たっていなかった[7]。
2022年に行われた中国共産党大会では、再び習近平が中央委員に選出された。このため七上八下が破られたということが確定した[8]。他にも七上八下が当てはめられずに続投することになった人物が2人おり、李克強は七上八下に当てはまっていないのに退任させられていた[9]。
脚注
- ↑ 第3版, 中日辞典. “七上八下(中国語)の日本語訳、読み方は - コトバンク 中日辞典”. コトバンク. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “中国:5 中全会、目標は 2035 年に中等先進国”. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “中国共産党の習総書記、68歳定年の例外は自身だけか-ジレンマも”. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “なぜ李瑞環は舞台から下りたのか:藤田洋毅 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト”. 新潮社 Foresight(フォーサイト). 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “(2022年中国共産党第20回党大会)第1回 第20回党大会の注目点(内藤 寛子)”. アジア経済研究所. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “国問研戦略コメント(2021-10)中国共産党第20回党大会と安全保障政策の展望”. www.jiia.or.jp. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “王毅は中国共産党「七上八下」ルールを突破するのか:城山英巳 | IN-DEPTH&PERSONALS | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト”. 新潮社 Foresight(フォーサイト). 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “会社四季報オンライン|株式投資・銘柄研究のバイブル”. shikiho.toyokeizai.net. 2025年12月22日閲覧。
- ↑ “習近平3期目・謎だらけ人事の思惑と実情 | 遊川和郎”. www.world-economic-review.jp. 2025年12月22日閲覧。