万里ヶ島(まんりがじま)とは、鹿児島県に属する甑島列島の辺りに位置するといわれている島。昔、この島にあった金剛力士像の顔を赤く塗ったために、島は沈んだといわれる。長崎県では台湾の南にあったとされ、その王の名からドラゴンボートをペーロンと呼ぶようになったという伝承がある[2]。エンゲルベルト・ケンペルの『日本誌』では、ペーロンの起源としてManrigafimaの王の名を紹介している[3]。
また、万里が瀬(ばんりがせ)と呼ばれた孤島が日本とシャム国の間にあり、交易で栄えていたが、15世紀ころに海中に没したという記述が、17世紀前半に書かれた『徒然草嫌(もどき)評判』に見える[4]。