千草忠夫
日本の小説家 (1930-1995)
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経歴
雑誌『奇譚クラブ』1960年2月号に「懸賞愛読者原稿入選作品」として掲載された「雌雄」で官能小説家としてデビュー。以降、メインのペンネーム・千草忠夫の他に、九十九十郎・珠州九・八巻令・三鬼俊・並木梗太郎・乾正人など多数の筆名を使い分けながら、35年間に及ぶ精力的な創作活動を続けた。
著書は2009年(平成21年)現在の時点で約250冊におよび(同一内容作品の別版も含む)、読者の年齢層を問わず愛読されるが一方で短中編作品には未書籍化のものも多い。なお、他のペンネームの使用は創作初期の際に事例が多いとされ、これは同一の雑誌に新人の原稿が複数載ることや競合誌に新人の作品が多く掲載されることを文壇的な事情で配慮したためといわれている。
また絵心があり、千百蘭のペンネームで縛り絵を執筆している。
1995年(平成7年)1月12日に没した。享年64[4]。千草の死後10年以上が経った2009年(平成21年)現在までその遺された作品は機会を見て書籍として復刊、また雑誌に再録などされている。
執筆作品の掲載雑誌
主な作品
長編
長編作品の年は、最初の書籍化の年を表記。
- 「闇への供物」(80)
- 「快楽病棟」(83)
- 「美肉の冥府」(83)
- 「嬲獣」(83)
- 「贄の花」(84)
- 「悶え火」(84)
- 「姦のカーニバル」(84)
- 「闇狩り人」(85)
- 「悪魔の刻印」(85)
- 「くらやみ男爵」(85)
- 「淫狼」(85)
- 「闇に溶けた妻たち」(86)
- 「媚肉時代」(86)
- 「奴隷牧場」(87)
- 「禁断のエチュード」(87)
- 「異界の肉奴」(88)
- 「凌辱教室」(89)
- 「姦虐ゲーム」(90)
- 「凌辱学習塾」(90)
- 「姦の血脈」(90)
- 「姦のカルテット」(90)
- 「Xフロアへようこそ」(92)
- 「姦の万華鏡」(93)
- 「悪魔のバイブル」(94)
- 「プリアポスの神」(95)
- 「竜也無頼」(2001)
ほか
短・中編
「華麗なる肉のキャンバス」(72)「被虐の契り」(74)「狂おしき華燭」(77)「菊花すすり泣き」(78)「魔の棲む肉」(78)「華燭の淫」(83)ほか。