上海退魔行

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上海退魔行(シャンハイたいまこう)は朱鷺田祐介スザク・ゲームズが製作した架空歴史冒険浪漫テーブルトークRPG(TRPG)。2003年エンターブレインから書籍版として発売された。正式タイトルは『上海退魔行 新撰組異聞』。

19世紀末期のアジアの魔都・上海を舞台に様々な冒険を繰り広げる歴史活劇もののTRPG。 ただし、このゲームの舞台となる上海は史実のそれとは違い、ヨーロッパから移住してきたドラキュラ伯爵が夜の街を支配し、幕末の日本から亡命してきた新撰組と鎬を削っているという真の意味での「魔都」である。

プレイヤーキャラクター(PC)は上海の有力者である「明星三十六傑」の元に集った名も無き人物の一人となる。そして、自分が属する明星の勢力を広げるために陰謀の手駒となって、上海の街を駆け巡りイリーガルな行為を行うことになる。PCの策謀次第では、明星の思惑とは違う形に大きく歴史を揺るがすことも可能。

システム

天命

PCは天命と言われる、キャラクタークラスに類するものを二つ選ぶことでおおまかなスタイルが決定される。天命は「サムライ」「ストリート・キッズ」など、魔都上海で代表的な職業が揃っており、PCは天命により独自の特技を使うこともできる。

また、天命ごとに自分がどの明星の勢力下にいるのかが決定される。1シナリオにつき1回だけだが自分が属する明星の助けを借りることもできる。この明星たちに関する情報は「陰陽カード」というイラストつきのカードで表現され、魔都上海のイメージを演出する手助けにもなっている。

行為判定

行為判定上方判定に属する。6面体サイコロを二個振り、出目の合計が高いほど良い結果だとする方式である。

打点鐘

『上海退魔行』ではゲーム内の時間経過を管理するための「打点鐘(だてんしょう)」と呼ばれるルールがある。

このゲームはシーン制によって進行するゲームであり、PCの行動や移動によってゲーム内時間が定量的に進むルールにはなっていない。ゲームマスター(GM)が時間を進めると宣言したときのみ、時間が進む。

この、時間を進めるという宣言が「打点鐘」である。打点鐘とは上海に時を告げる鐘のことで、夜明け前、正午、夕刻、深夜の四つの時間に鳴らされる。GMが打点鐘を鳴らすことを宣言したとき、ゲーム内時間が朝から昼へ、昼から夕方へ、と次の段階に切り替わっていくのである。

打点鐘が鳴らされると幕間という特別なシーンが発生し、PCたちは情報交換や回復ができるようになる。

世界設定

作品一覧

外部リンク

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