上総大寺廃寺
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軒瓦
木更津市郷土博物館金のすず展示。出土した軒丸瓦の文様が複弁八葉蓮華文であることから、奈良県飛鳥の四大寺の一つである川原寺との関連が非常に高いと見られる寺で、川原寺の創建年代に近い7世紀後半に作られた上総の国最古の寺院と考えられている。
元禄年間(1688-1704年)に「塔の越」と呼ばれる場所から露盤が掘り出されており[1]、地元では「塔の沓石」「護摩壇石」などと呼ばれていたという[2]。この露盤は、層塔の最上部相輪の下に置かれる四角い盤で、根頂部の防水の役割を果たしている。石製で、各地で数例が知られているが、その中でも古いものである。上総大寺廃寺に木製の層塔が存在していたことを示し、大伽藍が備わっていたことを示唆する[3][2]。
