不易流行
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不易流行(ふえきりゅうこう)は、江戸時代の日本からの言葉。
由来
永遠に変わらないようなものの中に、新たな変化を取り入れるということを意味する。世の中というのは、新しさを求めて変化をし続けるということが常であるということを意味する場合にもこの言葉が用いられる[1]。
この言葉は江戸時代の俳諧師である松尾芭蕉の理論が由来である。その理論というのは、詩の芸術というのは永遠であるということと、詩の姿というのはその時代の新たな風であるということである。そしてこれらは不易と流行という2つの言葉で表され、この2つは矛盾するものではなく、詩というのはこの2つが備わることで初めて発展するとのことであった。頑固に変化をしないというものではなく、目先を追って新たになるというものでもなく、根本から時代に応じて変化をするとのことであった[2]。『去来抄』に不易流行について述べられており、それによると、普遍的なことがあるということを知るというのが句作の基本であり、時代の変化を知らなければ陳腐な句しか作れなくなるとのことであった。この2つは対照的な理念と思われがちなのであるが、この2つは不即不離の関係であり、根本的にはこの2つは1つのものとのこと[3]。寺田寅彦は不易流行の原理というのは、あらゆる芸術に通じるものであると思われるとしている[4]。
脚注
- ↑ “「不易流行」とは?意味や「温故知新」との違いをわかりやすくご紹介”. Oggi.jp (2024年6月7日). 2026年3月14日閲覧。
- ↑ “みんゆうNet”. www.minyu-net.com. 2026年3月14日閲覧。
- ↑ “No.1004 【不易流行】 ふえきりゅうこう|今日の四字熟語・故事成語|福島みんなのNEWS - 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事”. fukushima-net.com. 2026年3月14日閲覧。
- ↑ 小項目事典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典,改訂新版 世界大百科事典,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “不易流行(フエキリュウコウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年3月14日閲覧。