- 中井家
飛島地区の中井家は、長男は代々利助を名乗った[16]。膠製造業を営んだ[注 2]。近代工業がおこると共に膠は、従来の漆や墨の原料や指物などの木工接着剤にとどまらず、マッチの製造をはじめ紡績、製紙、印刷、サンドペーパーや合板などの接着剤として必要とされた[16]。
膠は牛皮のクズ皮やスジを煮つめて作るもので、異臭が周辺に漂った[16]。最初は和膠だったが1931年、洋膠に転じた[16]。『選民』は「1924年12月1日から3日には、松本治一郎も参加した遠山スパイ事件に関わる秘密会議の全国府県委員長会議が飛島の中井利一宅で開催された」と報じた[16]。
- 親戚
- 阪本清一郎(部落解放運動家、全国水平社創立メンバーの一人) - 妹・数枝の夫[16]。妹・数枝は婦人水平社の活動家である[16]。