中村錦之助 (2代目)
日本の歌舞伎役者 (1959-)
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来歴・人物
四代目中村時蔵の次男として東京に生まれる。兄に中村萬壽、叔父に俳優の萬屋錦之介(初代中村錦之助)、中村嘉葎雄。初代中村隼人は長男、女優・千晴子は長女[2]。
1964年(昭和39年)7月、歌舞伎座『宮島のだんまり』に中村信二郎の名で初舞台。端整な顔立ちとスマートな体格で二枚目を得意とする。長く三代目市川猿之助門下で舞台をつとめていたが、1997年(平成9年)から五代目中村富十郎について古典歌舞伎を中心に経験を積んでいる。平成10年代における歌舞伎役者は立役を得意とするベテランとその子らの世代に役者が揃っているが、その間の世代の層が薄く、中堅の二枚目役者として貴重な存在となる。
『仮名手本忠臣蔵』の斧定九郎や『義経千本桜』の主馬小金吾のような役を演じることが多いが、近年では『双蝶々曲輪日記』の山崎屋与五郎(平成15年1月国立劇場)、『芦屋道満大内鑑』「葛の葉」の安倍保名(平成15年6月歌舞伎座)など主要な役どころをつとめる機会を増やしている。
2007年(平成19年)4月、歌舞伎座『鬼一法眼三略巻』「菊畑」の虎蔵実ハ牛若丸と『双蝶々曲輪日記』「角力場」の放駒長吉と山崎屋与五郎で二代目中村錦之助を襲名。
錦之助襲名以後は役柄を着実に広げ、これまでの若衆役や二枚目から、線の太い敵役や貫禄の必要な座頭級の役を演じる機会が増えている。
そのため、若手の公演である新春浅草歌舞伎にも度々出演して存在感を示している。
2020年12月、南座吉例顔見世興行にて新型コロナウィルスの濃厚接触者に認定され休演した十五代目片岡仁左衛門に代わって熊谷陣屋の熊谷直実を代演した[3]。
