中村貢

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中村 貢(なかむら みつぐ、1929年9月[1] - )は、日本の経済学者であり、計量経済学および不動産経済学を専門とする。東京大学経済学部教授や日本大学経済学部教授などを歴任し、日本における計量経済学教育のパイオニアとして知られる[2]。戦後日本で初めて計量経済学の講義を担当した人物で、1980年代後半には東京大学経済学部長(大学院経済学研究科長)も務めた[2]

東京大学経済学部出身で、1950年代後半から統計学・計量経済学の研究に携わった。1958年には、ノーベル賞経済学者ローレンス・クラインの著書『計量経済学』の宮沢光一教授と共に日本語翻訳を岩波書店から出版しており、これは日本に計量経済学を紹介する草分け的役割となった。1960年頃にはフルブライト奨学生として渡米し、ペンシルベニア大学で統計・計量経済学の研鑽を積んだとされる。

1966年(昭和41年)に東京大学経済学部の教員に就任し、統計学および計量経済学の講義を担当した[3]。当時、日本の大学で本格的に計量経済学を教えるのは画期的なことであり、中村は多くの学生に最新の計量分析手法を伝えた。1989年9月、東京大学を定年退官し、名誉教授の称号を受けている。

東京大学退官後は日本大学経済学部教授に就任し、1990年代を通じて教育・研究を続けた。東京大学に続き、日本大学でも名誉教授となった。

専門分野と業績

指導学生

脚注

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