久保田忠利

From Wikipedia, the free encyclopedia

Template:基礎情報 学者 久保田 忠利(くぼた ただとし、1945年昭和20年)7月15日 - )は、日本の西洋古典学者、翻訳家。東海大学名誉教授。専門は古代ギリシア演劇(悲劇・喜劇)、ギリシア・ローマ神話。[1]

1945年7月15日生まれ。京都大学文学部西洋古典語学西洋古典文学専修卒業(1969年)。同大学院文学研究科修士課程修了(1975年)。文学修士。

1978年から1988年まで福井工業高等専門学校助教授を務めた。その後、東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授として長年教鞭を執り、現在は同大学名誉教授。

古代ギリシア文学、特に演劇の研究を専門とし、アリストパネスエウリーピデーストゥキュディデスキケローなど幅広い古典文献の翻訳と注解を行っている。岩波書店の各種古典全集において編集委員や翻訳・解説を多数担当しており、特に断片作品の復元・翻訳において重要な業績を残している。また、テレビ番組の監修を通じて古典文明の普及にも尽力した。

著作・翻訳

単訳・編著

翻訳(全集・分担訳等)

  • 『ギリシア喜劇全集』(岩波書店) - 編集委員、および『鳥』、断片作品等の翻訳
  • ギリシア悲劇全集』(岩波書店) - 第7巻・第12巻等。エウリーピデース『ヒュプシピュレー』『アンドロメダー』『テーレポス』等の断片、ソポクレース『イーナコス』断片、別巻「ギリシア悲劇用語解説」
  • アリストテレス全集 15 詩学・修辞学』(岩波書店) - 共訳
  • 『キケロー選集 1』(岩波書店、2001年) - 「リガーリウス弁護」翻訳・解説
  • 『ファロスの王国:古代ギリシアの性の政治学』(エヴァ・C・クールズ著、共訳、三交社
  • 『希望の教育学』(パウロ・フレイレ著、共訳、三交社)
  • 『カトゥルス 詩集』(高橋宏幸編、「西洋古典叢書京都大学学術出版会

事典執筆・解説

  • 『世界文学大事典』集英社 - 「アリストパネス」「喜劇」等項目執筆
  • 『ギリシア文学を学ぶ人のために』(世界思想社、1991年) - 「アリストパネース」項目執筆
  • 中村善也著『ギリシア悲劇入門』(岩波書店・同時代ライブラリー) - 解説・索引

監修

  • シリーズ『失われた文明』(テレビ東京)日本語版監修
    • 「ギリシア・黄金の時代」(1996年)
    • 「エーゲ・アトランティスの遺産」(1995年)
    • 「ローマ・究極の帝国」(1995年)

論文・論考

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI