久保田忠利
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1945年7月15日生まれ。京都大学文学部西洋古典語学西洋古典文学専修卒業(1969年)。同大学院文学研究科修士課程修了(1975年)。文学修士。
1978年から1988年まで福井工業高等専門学校助教授を務めた。その後、東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授として長年教鞭を執り、現在は同大学名誉教授。
古代ギリシア文学、特に演劇の研究を専門とし、アリストパネス、エウリーピデース、トゥキュディデス、キケローなど幅広い古典文献の翻訳と注解を行っている。岩波書店の各種古典全集において編集委員や翻訳・解説を多数担当しており、特に断片作品の復元・翻訳において重要な業績を残している。また、テレビ番組の監修を通じて古典文明の普及にも尽力した。
著作・翻訳
単訳・編著
翻訳(全集・分担訳等)
- 『ギリシア喜劇全集』(岩波書店) - 編集委員、および『鳥』、断片作品等の翻訳
- 『ギリシア悲劇全集』(岩波書店) - 第7巻・第12巻等。エウリーピデース『ヒュプシピュレー』『アンドロメダー』『テーレポス』等の断片、ソポクレース『イーナコス』断片、別巻「ギリシア悲劇用語解説」
- 『アリストテレス全集 15 詩学・修辞学』(岩波書店) - 共訳
- 『キケロー選集 1』(岩波書店、2001年) - 「リガーリウス弁護」翻訳・解説
- 『ファロスの王国:古代ギリシアの性の政治学』(エヴァ・C・クールズ著、共訳、三交社)
- 『希望の教育学』(パウロ・フレイレ著、共訳、三交社)
- 『カトゥルス 詩集』(高橋宏幸編、「西洋古典叢書」京都大学学術出版会)
事典執筆・解説
- 『世界文学大事典』集英社 - 「アリストパネス」「喜劇」等項目執筆
- 『ギリシア文学を学ぶ人のために』(世界思想社、1991年) - 「アリストパネース」項目執筆
- 中村善也著『ギリシア悲劇入門』(岩波書店・同時代ライブラリー) - 解説・索引
監修
- シリーズ『失われた文明』(テレビ東京)日本語版監修
- 「ギリシア・黄金の時代」(1996年)
- 「エーゲ・アトランティスの遺産」(1995年)
- 「ローマ・究極の帝国」(1995年)