最大の特徴は、一般的な醤油に比べて砂糖が入っており、甘口である点である。原材料には醤油本来の大豆や小麦に加え、砂糖、みりんなどの甘味料が加えられ、まろやかでコクのある甘口の味わいを生み出している。
また、甘味があることで塩味が抑えられ、醤油独特のとがった味わいがやわらぎ、素材の旨味を引き立てる役割も果たしている。特に刺身や寿司に用いられる際は、九州醤油の濃厚な風味が生魚と調和し、独特の味覚を楽しむことができる。
九州は全般的に甘い料理が多く、煮物などの調理はもちろん、味噌汁も麦味噌が好まれているなど甘めである。人間の体の本能として、気温が高いほど甘いものが美味しく感じられるという事が関わっているのだろうと思われる。[2]