九死に一生を得る
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九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)は、楚の時代の中国からの言葉。
由来
ほとんど命が助からないところから、かろうじて命が助かるということである[1]。これと同じことを意味する四字熟語で九死一生というのがありここから転じたのであるが、日本では九死に一生を得るという形で用いる場合の方が多い[2]。これは事故や病気や災難などの命に関わる出来事を乗り越えてきた場合に用いる言葉である[3]。奇跡的に助かった場合のことである[4]。
この言葉は楚の時代の中国の書物が由来である。屈原の『離騒』に、自らが善いと思うことを行なうならば、九死の状態になろうとも後悔をするというようなことはないというようなことが述べられている。これについての唐の劉良による注釈では九死一生になるようなことであろうとも後悔をしないというようなことが述べられている[5]。中国の古典である『楚辞』という書物に、九死に一生を得ることすら不可能な状況となろうとも後悔をすることはないというようなことが述べられている。死んでも後悔をすることは無いとのことである[6]。
脚注
- ↑ デジタル大辞泉,ことわざを知る辞典. “九死に一生を得る(キュウシニイッショウヲエル)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年2月12日閲覧。
- ↑ “中国の四字熟語・「九死一生」”. japan.visitbeijing.com.cn. 2026年2月12日閲覧。
- ↑ “命の危機に直面「九死に一生を得る」の意味を解説|使える場面と注意点を解説”. Oggi.jp (2026年2月3日). 2026年2月12日閲覧。
- ↑ “九死に一生を得る | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2026年2月12日閲覧。
- ↑ 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “十死一生(ジッシイッショウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年2月12日閲覧。
- ↑ “みんゆうNet”. www.minyu-net.com. 2026年2月12日閲覧。