乾坤弁説
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まずフェレイラが西洋の天文学書(詳細無記)をローマ字和訳し、その訳稿を西玄甫が読み上げ、その読み上げを向井元升が筆録しつつ、詳細な「弁説」(注解[1]・批評[2])を付して作られた[1]。玄甫と元升は、長崎奉行の甲斐庄正述の命を受けてこの仕事を行っていた。
フェレイラが用いた原著については諸説あり、クリストファー・クラヴィウス著『サクロボスコ天球論注解』(羅: In sphaeram Joannis de Sacrobosco commentarius) とも、ペドロ・ゴメス著『天球論』(De sphaera) とも、またはどちらも含むともされる[1][4]。
内容としては、アリストテレス=プトレマイオス型の宇宙論、すなわち天動説、天球説、四元素説、気象学などを扱う[1]。図版もいくつか載せる[1]。