五葉亭広信 From Wikipedia, the free encyclopedia 五葉亭 広信(ごようてい ひろのぶ、生没年不詳)とは、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師。 五粽亭広貞の門人。五葉亭、五蒲亭、白水、白水斎、東林、芦野家と号す。作画期は嘉永4年(1851年)から明治5年(1872年)にかけてとされる。主に大坂で興行された芝居の役者絵を描いているが、明治5年の『其粉色陶器交易』(そのいろどりとうきのこうえき)の挿絵には「西京 白水広信画」とあり、これ以前に大阪から京都に移り住んでいたものと見られる。 作品 『其粉色陶器交易』三巻 ※絵入根本、佐橋富三郎作。明治6年(1873年)刊行、下巻奥付に「明治五年壬申十一月御免許」とあり 『鞋補童教学』(くつなおしわらんべのおしえ)三巻 ※同上 「げいこ菊の(三代目片岡愛之助) 勝間源五兵へ(初代實川延三郎)」 中判錦絵2枚続 池田文庫所蔵 ※文久元年(1861年)8月、大坂中の芝居『五大力恋緘』より。「広貞門人広信」の落款あり 「乱菊枕慈童」(百眼米吉・二代目嵐璃珏) 大判大首絵 池田文庫所蔵 ※文久2年2月、大坂角の芝居『乱菊枕慈童』より 「犬飼現八・市川市十郎 犬塚信乃・實川延若」(里見八犬伝 芳流閣) 中判錦絵2枚続 池田文庫所蔵 ※文久3年9月、大坂筑後芝居『里見八犬伝』より 「犬川額蔵・浅尾朝太郎」 中判錦絵8枚続の内 池田文庫所蔵 ※同上 「犬山道節・尾上松緑」 中判錦絵8枚続の内 池田文庫所蔵 ※同上 「錦祥女・市川市蔵 和藤内・尾上多見蔵 甘輝・三枡大五郎」 中判錦絵3枚続 池田文庫所蔵 ※元治2年(1865年)2月、角の芝居『国姓爺合戦』より 「和とふない・尾上松玉」(華競錦写絵) 大判錦絵 ※同上。「松玉」とは二代目尾上多見蔵の俳名。 「八重垣ひめ・大谷友松」(華競錦写絵) 大判錦絵 ※元治2年3月、筑後芝居『宿花操文章』より 「半がく女・嵐徳三郎」(華競錦写絵) 大判錦絵 早稲田大学演劇博物館所蔵 ※:慶応元年(1865年)5月、大坂竹田芝居『和田合戦女舞鶴』より 「おその・嵐璃寛」 中判錦絵 池田文庫所蔵 ※明治3年5月、筑後芝居『彦山権現誓助剣』より 参考文献 『上方役者絵集成』(第3巻) 財団法人阪急学園池田文庫、2001年 ※160 - 165頁 国際浮世絵学会編 『浮世絵大事典』 東京堂出版、2008年 ※207頁 関連項目 上方絵 Related Articles