交響曲第15番 (ハイドン)
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交響曲第15番 ニ長調 Hob. I:15 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲。
概要
編成
曲の構成
メヌエットが第2楽章に来る4楽章構成を採る。この構成は主に初期の交響曲にいくつか見える(第32番、第37番、交響曲『B』(第108番)。初期以外では第44番『悲しみ』と第68番)。演奏時間は約22分[4]。
- 第1楽章 アダージョ - プレスト - アダージョ
- イ長調、4分の3拍子 - 4分の4拍子、ソナタ形式。
- アダージョの部分は弦楽器とホルンによって演奏される(オーボエは休み)。ピッツィカートの伴奏に乗って、第1ヴァイオリンがのどかな旋律を演奏し、ときどきホルンの合いの手が加わる、ディヴェルティメント風の音楽になっている。短調に転じた後、ユニゾンによるイ音の繰り返し(ニ長調の属音)によって次のプレストへと進む。

- プレストの部分はおおむねソナタ形式だが、通常と異なって繰り返しがなく、提示部がはっきり終止しないため、どこから展開部がはじまるのかはっきりしない[2]。提示部は3小節にわたるヴァイオリンのトレモロから始まる第1主題にはじまり、イ長調に転じた後にヴァイオリンが
で8分音符による第2主題を演奏する。展開部はやはりトレモロで開始し、短調へと進む。再現部はトレモロを省略して始まる。再現部の後にトレモロが再び現れ、属和音で終わる。それからふたたび最初のアダージョが少し省略した形で繰り返される。
- 第2楽章 メヌエット - トリオ
- ニ長調 - ト長調、4分の3拍子。
- メヌエット主部は付点つきリズムを持ったはずんだ音楽である。
- トリオは弦楽器のみで演奏されるが、低音から独立したチェロの独奏パートがあるために楽譜は5段になっている。独奏チェロと、やはり独奏と指定されたヴィオラがひとまとまりになり、第1・第2ヴァイオリンと対話する。メヌエット主部とは対照的に8分音符によるなだらかな音楽である。
- 第3楽章 アンダンテ