交響曲第2番 (吉松隆)
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初演
編成
作品の概要
レクイエムとして構想され、作曲された[4]。また、『地球にて』というタイトルについて、作曲者は「手紙の最後に『東京にて』と記す署名のようなもの」と述べている[1]。
第1楽章「挽歌…東からの」
アジア風の旋法と旋律の堆積による。チェロにより開始される悲歌は、弦楽全体、オーケストラ全体へと広がってゆく。この楽章では、ほぼ常にGの音がドローンのように響いている。
第2楽章「踏歌…北からの」
北の大地の向こうから聞こえてくるダンス・マカブル(死の舞踏)的スケルツォ。凍りついた夜の闇への乾いた賛歌。
第3楽章「鎮魂歌…西からの」
ヨーロッパ風のレクイエム。ヴィオラを中心に、つぶやくように歌い交わす旋律で始まる。「Introitus」「Kyrie」「Offertorium」「Sanctus」「Agnus Dei」「Libera Me」と題された6つの部分からなり、「Agnus Dei」部分以外では管楽器は休んでいる。
第4楽章「雅歌…南からの」
アフリカ風のリズムによる。マリンバとヴィブラフォンの無窮動的なリズムに弦楽器が絡み、厚みを増してゆく。最後はト長調の主和音上に力強く終結する。