人間科学部
大学の教育課程
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歴史
「人間科学」(Human Sciences)は、19世紀以降に進んだ学問の専門分化に対し、人間を総合的・学際的に研究する学問領域として形成された。その成立には、ドイツの精神科学(Geisteswissenschaft)、アメリカの「Science of Man」、フランスの「Sciences humaines」などの思想的・学問的潮流が影響した。日本では1960年代、日本学術会議において「人間科学総合研究機関」の設立構想が検討されるなど、人間科学に関する学際的研究体制の整備が模索された[1]。
こうした流れを背景として、1972年(昭和47年)に大阪大学が国立大学として初めて人間科学部を設置した[2]。私立大学では、1976年(昭和51年)に文教大学が初めて人間科学部を設置した[3]。その後も設置校は増加し、1987年(昭和62年)には早稲田大学が人間科学部(人間基礎科学科・人間健康科学科・スポーツ科学科)を開設するなど[4]、人間科学部は全国へ広がっていった。