福山大学

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大学設置/創立 1975年
学校種別 私立
本部所在地 広島県福山市東村町字三蔵985-1(福山市学園町1番地三蔵)
福山大学
福山大学15号館
大学設置/創立 1975年
学校種別 私立
設置者 学校法人福山大学
本部所在地 広島県福山市東村町字三蔵985-1(福山市学園町1番地三蔵)
学部 経済学部
人間文化学部
工学部
生命工学部
薬学部
研究科 経済学研究科
人間科学研究科
工学研究科
工学研究科生命工学系
薬学研究科
ウェブサイト https://www.fukuyama-u.ac.jp/
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福山大学(ふくやまだいがく、英語:Fukuyama University)は、広島県福山市に本部を置く、日本の私立大学である。広島県福山市広島県尾道市にキャンパスがある。略称は福大である。

2024年(令和6年)4月に、工学部の「スマートシステム学科」を「電気電子工学科」に、生命工学部の「生物工学科」を「生物科学科」に、「生命栄養科学科」を「健康栄養科学科」に、学科名を変更した(2024年4月時点で3つの学科の1年生から4年生の全学年が対象)[1]

大学全体と姉妹校

社会連携推進センター(福山駅北口)

開学は1975年である。現在は、経済学部、人間文化学部、工学部、生命工学部、薬学部の5学部を持つ総合大学である[2]。また、大学院には、経済学研究科、人間科学研究科、工学研究科、工学研究科生命工学系、薬学研究科の5研究科がある[3]。キャンパスの所在地は、広島県福山市東村町三蔵985(通称「福山市学園町1番地三蔵」)[4]と、広島県尾道市因島大浜町452−10である。関連施設として、広島県福山市のキャンパス敷地内に女子学生寮(爽風館)がある。また、広島県福山市丸之内1丁目2番40に、学校法人福山大学社会連携推進センターがある。姉妹校として、同じ学校法人福山大学を設置者とする福山平成大学がある。

建学の精神

大学会館(キャンパス内)

福山大学は、地域社会に広く開かれた大学として、学問にのみ偏重するのではなく、真理を愛し、道理を実践する知行合一の教育によって、人間性を尊重し、調和的な人格陶冶を目指す全人教育を行う。この建学の精神は、次の三蔵五訓としての教育の理念と一体である[2]

三蔵五訓

  1. 真理を探究し、道理を実践する。
  2. 豊かな品性を養い、不屈の魂を育てる。
  3. 生命を尊重し、自然を畏敬する。
  4. 個性を伸展し、紐帯性を培う。
  5. 未来を志向し、可能性に挑む。

使命・目的

福山大学は、教育基本法の精神に則り、学校教育法の定めるところに従い、広く知識を授けるとともに深く専門の学芸を教授・研究し、知的・道徳的・応用的能力を展開させ、人格円満で教養の高い有為な人材を育成することを目的とする。また、本学の知的資源を提供することによって地域社会の発展に寄与するとともに、地域から国際社会につながる未来創造人を育成することを使命とする[5]

教育理念・教育目的

福山大学は、信頼と愛に基づく人間関係を育む<心情と愛の教育>、人の生命を尊重し自然を畏敬する<人間と自然を尊ぶ教育>、理論と実践とをつなげる<知行合一の教育>により、豊かな人間性を基盤に調和のとれた人格陶冶を目指す「全人教育」を教育理念とする。この教育理念を実践するために、次の教育目的を定める[6]

  1. 真理の探究と道理の実践:普遍的な真実を探究し、道義を実践する人を育成する。
  2. 豊かな品性と強い意志の涵養:豊かな教養に基づいた品性を有し、強い意志を持って行動する人を育成する。
  3. 生命と自然の尊重:生命を尊重し、自然を敬う人を育成する。
  4. 個性の発揮と信頼に基づく人間関係の構築:互いの個性を伸ばしあい、敬愛の念と信頼に基づいた人間関係を構築できる人を育成する。
  5. 可能性への挑戦:未来を志向し、新たな可能性へ挑戦しつづける人を育成する。
  6. 地域社会の発展への貢献:社会の幅広い分野で活躍し、豊かな地域づくりに貢献できる人を育成する。

特色

  • 広島県福山市のキャンパスは、総面積が 241493.91平方メートルあり、約40棟の施設があり、図書館、大学会館、サッカー場、野球場、未来創造館、女子学生寮(爽風館)などの教育・研究施設が整備されている[2]
  • 広島県尾道市のキャンパスに、マリンバイオセンター水族館があり、2022年度時点で、90種の生物を飼育している[2]
  • 東村葡萄園にてワイン醸造のための葡萄園を運営している。その面積は1254平方メートルである[2]
  • 数理・データサイエンス・AIを体系的に学び、これらを日常の生活や学業で活用できることができる能力を育成する正課の課程として「福山大学数理・データサイエンス・AIプログラム(リテラシーレベル)ならびに(応用基礎レベル)」を開設している[7]。これは、令和4年度に、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル・応用基礎レベル)」として認定されており、認定有効期限は令和9年3月31日である[8]
  • 薬学部では、全国の薬科大学・薬学部初となる[いつ?]、大学内でのモデル薬局を設置した。現在では、無菌室、TDM(薬物血中濃度モニタリング)室、および薬学部図書館と連結した医薬品情報室を増設し、病院薬局業務のほとんど全てを行うことが可能である。また、1994年度(平成6年度)から、町の保険薬局(患者からの処方箋を受け取り調剤する薬局)での実習を大学の正規の科目として実施している。薬剤師国家試験では、毎年高い合格率を誇っている[要出典]

経済学部

経済学部は、1975年4月の福山大学開学と同時に開設された[9]。経済学科、国際経済学科、税務会計学科の3学科で構成される。

学科構成

経済学科

2年次から「総合経済コース」「金融経済コース」「スポーツマネジメントコース」の3つのコースに分かれる[10]

国際経済学科

欧米、東アジア、中国を対象地域として学ぶ[10]。海外研修を実施している[10]

税務会計学科

「ビジネスマネジメントコース」と「備後経済コース」の2つのコースがある[10]

海外研修

経済学部では短期間の海外研修を実施している[11]。フィリピン研修プログラムではアジア開発銀行、世界銀行、在フィリピン日系企業等を訪問している[11]。国際経済学科のバリ島研修では、インドネシアのバリ島で語学研修、現地大学生との交流、ボランティア活動を実施している[9]

人間文化学部

人間文化学部は、人間文化学科、心理学科、メディア・映像学科の3学科で構成される[12]

学科構成

人間文化学科

言語・思想、文学、歴史を軸に学ぶ[13]

心理学科

心理学の知識と方法を学ぶ[14]。2023年度から心理臨床コースと司法犯罪コースの2コース制を導入している[15]

メディア・映像学科

CG、Web、映像などのメディア制作や研究の方法論を学ぶ[16]

特徴

学生サポーター制度を設けている[12]

工学部

工学部は、電気電子工学科、建築学科、情報工学科、機械システム工学科の4学科で構成される[17]

学科構成

電気電子工学科

電気工学コースと電子システムコースの2コースがある[18]

建築学科

建築コースと生活環境デザインコースの2コースを設置している[19]

情報工学科

コンピュータの基礎、プログラミング、インターネットの基本から、AI、VR、IoTなどの最新技術まで学ぶ[20]

機械システム工学科

2025年4月から海洋機械コースと機械システムコースの2コースを設置している[21][22]。2年次からコースに分かれる。

特徴

1年次から学科横断型プロジェクト型授業「みらい工学プロジェクト」を開講している[23][24]

数理・データサイエンス・AI教育

令和3年度から、工学部生を対象とした「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」を開設している[25]。このプログラムは、文部科学省の認定を受けている(認定有効期限:令和9年3月31日)[25]

施設

2025年(令和7年)7月、ものづくり工房「聚志館」が完成した[26]

生命工学部

生命工学部は、生物科学科、健康栄養科学科、海洋生物科学科の3学科で構成される[27]

学科構成

生物科学科

微生物から動物まで多様な生物を対象に、生命機能から生態学や生物環境科学などを学ぶ[27]

健康栄養科学科

管理栄養士を養成する[27]

海洋生物科学科

海洋生物の基礎研究、海洋環境の保全、水圏生物資源の有効利用などを学ぶ[27]。3年次から資源利用育成コース、フィールド生態環境コース、アクアリウム科学コース、水産食品科学コースの4コース制となる[28]

内海生物資源研究所

内海生物資源研究所は、主に瀬戸内海に生息する魚類を中心に海洋生物の生態や有用資源の管理、増養殖について研究している[28]。本施設を拠点に、水産資源の増養殖系、生物資源の管理・育種系およびアクアリウム科学系の3研究室が研究を行っている[28]。併設された水族館は無料で公開されており、学芸員養成のための実習にも活用されている[28]

プロジェクト

しまなみテッポウギスプロジェクト、福山大学ワインプロジェクト、福山バラの酵母プロジェクトといった学生参加型の教育研究プロジェクトを実施している[29]

薬学部

薬学部は、1982年(昭和57年)に開設された[30]。本学部の医療薬学教育システムは、「福山大学方式」と呼ばれている[30]

特徴

「学内モデル薬局」を設置し、事前学習および病院・薬局実務実習を全員必修としている[30]。「医療薬学教育センター」で医療薬学教育を行っている[30]

2006年(平成18年)から6年制薬学教育を実施している[30]

施設

2020年に「未来創造館(薬学研究棟)」が竣工した[30]

沿革

年表

  • 1975年昭和50年) 福山大学開学。経済学部経済学科、工学部電子・電気工学科、土木工学科を設置。
  • 1976年(昭和51年) 工学部建築学科を設置。
  • 1979年(昭和54年) 大学院工学研究科を設置。
  • 1982年(昭和57年) 薬学部薬学科、生物薬学科を設置。
  • 1986年(昭和61年) 工学部情報処理工学科、生物工学科を設置。
  • 1987年(昭和62年) 大学院薬学研究科を設置。
  • 1989年平成元年) 経済学部経営情報学科、工学部食品工学科を設置。
  • 1991年(平成3年) 大学院経済学研究科、工学部機械工学科を設置。
  • 1994年(平成6年) 経済学部経営情報学科を分離し、福山平成大学が開学。
  • 1996年(平成8年) 経済学部国際経済学科を設置。
  • 1998年(平成10年) 工学部海洋生物工学科を設置。
  • 2000年(平成12年) 人間文化学部人間文化学科、環境情報学科を設置。
  • 2002年(平成14年) 工学部応用生物科学科(食品工学科を1999年に改称)・海洋生物工学科を改組し、生命工学部を設置。
  • 2004年(平成16年) 人間文化学部心理学科を設置。
  • 2006年(平成18年) 経済学部税務会計学科を設置。薬学部を6年制に移行。
  • 2007年(平成19年) 工学部建築・建設学科開設、人間文化学部メディア情報文化学科開設、大学院人間科学研究科心理臨床学専攻修士課程開設
  • 2008年(平成20年) 福山駅北口前に宮地茂記念館竣工。同館内に福山大学孔子学院及び社会連携研究推進センターを開設。
  • 2009年(平成21年) 工学部電子・電気工学科を電子・ロボット工学科に名称変更。
  • 2013年(平成25年)
    • 9月20日 工学部新棟が完成し、完成式[31]
    • 9月30日 福山市と包括協定(地域振興、人材育成などで連携)、調印式[32]
  • 2014年(平成26年) 工学部電子・ロボット工学科をスマートシステム学科に名称変更。工学部建築・建設学科を建築学科に名称変更。
  • 2016年(平成28年) 人間文化学部メディア情報文化学科をメディア・映像学科に名称変更。
  • 2020年(令和2年) 未来創造館竣工(12月)。

基礎データ

キャンパス

・本学キャンパス(広島県福山市学園町1番地三蔵)

すべての学部・研究科。

・因島キャンパス(広島県尾道市因島大浜町452−10)

内海生物資源研究所(マリンバイオセンター)、マリンバイオセンター水族館

象徴

大学のシンボル

大学のシンボルマーク

  • 大学のシンボル「欅の葉」がモチーフとなっている。5つの形の異なる葉は個性ある5つの学部を表している。一般公募によるデザインで2012年に選定された。

妖精

  • ふくりん
    福山大学15号館の時計台に住む女の子の妖精。

校歌

  • 福山大学の歌(作詞:宮地茂、作曲:真篠将

応援歌

  • 福山大学応援歌(作詞:宮地茂、作曲:三好啓士)

教育および研究

学部

  • 薬学部(6年制)
    • 薬学科
  • 経済学部
    • 経済学科
      • 総合経済コース
      • 金融経済コース
      • スポーツマネジメントコース
    • 国際経済学科
    • 税務会計学科
      • 備後経済コース
      • ビジネス・マネジメントコース
  • 人間文化学部
    • 人間文化学科
    • 心理学科
    • メディア・映像学科
  • 工学部
    • 電気電子工学科
    • 建築学科
      • 建築コース
      • 生活環境デザインコース
    • 情報工学科
    • 機械システム工学科
      • 機械システムコース
      • 自動車システムコース
  • 生命工学部
    • 生物科学科
    • 健康栄養科学科
    • 海洋生物科学科
      • 資源利用育成コース
      • フィールド生態環境コース
      • アクアリウム科学コース
      • 水産食品科学コース

研究科

  • 薬学研究科
    • 医療薬学専攻(博士課程)
  • 経済学研究科
    • 経済学専攻(修士課程)
  • 人間科学研究科
    • 心理臨床学専攻(修士課程)
  • 工学研究科
    • 電子電気工学専攻(修士課程)
    • 情報処理工学専攻(修士課程)
    • 土木工学専攻(修士課程)
    • 建築学専攻(修士課程)
    • 機械工学専攻(修士課程)
    • 電子情報工学専攻(博士課程)
    • 設計生産工学専攻(博士課程)
    • 地域空間工学専攻(博士課程)
    • 生命工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)

関連施設

  • 安心安全防災教育研究センター
  • グリーンサイエンス研究センター
  • 福山大学生命工学部附属内海生物資源研究所
    • マリンバイオセンター水族館

関係者

学長

教員

元学長

元教員

卒業生

サークル活動・実績など

三蔵祭運営委員会 - 企画部・制作部・渉外部・広報部・管理部

文化系

  • 管弦楽団
  • 吹奏楽部
    • 第36回広島県吹奏楽コンクール大学の部初出場(銀賞)
    • 第39回広島県吹奏楽コンクール銀賞
  • 華道部
  • 茶道部
  • 写真部
  • 美術部
  • お笑い研究会
  • 三蔵太鼓を打つ会
  • ロボット研究会
  • 映画研究会
  • 海洋生物研究会
  • サブカルチャークラブ

他多数

体育系

他多数

他大学との協定

国内大学

国外大学

協定校[35]

最寄駅

  • JR山陽本線松永駅
    • 北口から徒歩3分ほどの場所にある専用の降車場から無料スクールバスに乗って15分ほどで到着。
    • JR山陽本線福山駅前から直通バス(有料・1乗車220円)が運行されていたが2024年3月31日(大学休業期間中のため実質的に2月14日)をもって運行終了[37]した。

事件

脚注

外部リンク

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