企画アリ
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主人公の工藤駿介は、自らの個人事務所である「タコプランニング」にて、日々クライアントや広告代理店からの求めに応じて、様々なイベントや広告を企画する日々を送っていた。そんな中、1996年に東京都で大規模博覧会「ネオシティ'96」を開催しようという動きが持ち上がる。元々はその10年前(1986年)に「ネオシティ'86」として開催が企画されていたイベントだったが、当時同イベントのプロデューサーだった工藤が開催を叩き潰した経緯があり、今回も博覧会開催の裏にきな臭い動きを感じ、日々の仕事の傍ら開催阻止に向けて動き出す。しかし古巣である帝都広告の罠にはまり、あるイベントの開催が中止に追い込まれたことで多額の負債を負ってしまう。結局取引先等への迷惑をかけないため、帝都広告からの「広告業界から去るのであれば負債を全部肩代わりしても良い」という提案を飲み、タコプランニングを廃業するしかなかった。
その直後、新興メディアグループである「メディア5」の総帥・財前が工藤の下を訪れ、工藤はメディア5に「企画調査室長」という肩書で迎えられる。財前は「ネオシティ'96」の乗っ取りを企んでおり、元々「ネオシティ'86」のプロデューサーであり内情に詳しい工藤に白羽の矢を立てたのだった。工藤も「正当な形でイベントが開催されるのであれば断る理由はない」としてこの話に乗る。また「タコプランニング」時代の部下から帝都広告が仕掛けた罠の全貌を聞いたこともあり、工藤は財前の資金援助を受けて帝都広告に負債を全額返済し、広告業界への復帰を宣言する。最終的に工藤・財前らの動きが功を奏し、帝都広告を追い出してメディア5が「ネオシティ'96」の中枢を担うことに成功した。
「ネオシティ'96」のプロデューサーに工藤が収まり、ようやく全てが正しい方向に動き出したと思った矢先、財前がとある理由で工藤の婚約者・西園寺静香の父親を殺害していたことが判明してしまう。財前のやり方に激怒した工藤は仲間たちを引き連れメディア5を退社、今度は財前一派との宣伝戦に突入するのだった。