伊丹映画祭グリーンリボン賞

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伊丹映画祭グリーンリボン賞(いたみえいがさいグリーンリボンしょう)は、1993年まで兵庫県伊丹市で実施されていた自主製作映画の映画賞。1984年に伊丹グリーン劇場で開催された自主製作特撮フィルムコンテスト内で賞の授与が行われたのが始まりであり、1987年から伊丹映画祭のメイン企画となった。8ミリ映画の投稿を受け付け、受賞者の中には岡秀樹河田秀二など後に商業作品の監督となった者もいる。

同賞の上映会場である伊丹グリーン劇場は、1970年開館の映画館であり、開館当初からコアな映画ファン向けの作品上映を行っていた[1]。特にゴジラシリーズなどの特撮作品の上映に積極的であり、1980年代には関西における「特撮のメッカ」とされていた[1]

1983年に劇場スタッフが制作したパロディ作品「ゴジラ対ガメラ」を上映したところ好評を呼び、翌年にはアマチュアから自主製作映画の投稿を受け付けるようになった[1][2]。1984年9月14日に特撮オールナイト上映の余興として自主製作特撮フィルムコンテストが開催され、「ドリーム戦隊バービーV 第1話」が第1回グリーンリボン賞のグランプリ受賞作となる[3][4]。同作はバービー人形ストップモーションで動かした戦隊モノのパロディ作品だった[3]

第1回から受賞作品を上映する伊丹グリーン劇場の前には長い行列ができた[5]。盛況は伊丹市役所関係者の目にも留まり、伊丹グリーン劇場支配人を実行委員長とする伊丹映画祭が企画される[6]。1987年の第4回から本賞は伊丹市主催の伊丹映画祭のメイン企画と位置付けられ、1988年の第5回は兵庫県で開催された国民文化祭の関連行事として開催された[1][3]。第5回グリーンリボン賞グランプリ受賞作である「明治天皇宇宙の旅」は国民文化祭全体の映像部門の大賞も受賞する[7]

1993年の第10回開催をもって本賞は終了する[3]。伊丹グリーン劇場の支配人だった山富真治は、この頃から8ミリ映画用のフィルムや映写機の入手が困難になりつつあり、また、当時の映像媒体の中心だったビデオテープではアマチュアが特撮作品を撮影することは難しかったことを終了理由としている[2]。2002年には伊丹グリーン劇場も閉館する[5]

特色

受賞作

出典

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