伊賦夜坂の入り口
古くからの重要な古道の一つで、道中には道祖神として塞の神(さえのかみ)が祀られており、地元では塞の神から東に広がる谷を夜見路谷(よみじがたに)、谷を抜けることを夜見路越えと呼ぶ(夜見路とは「黄泉路」、つまり死の国への道のこと)。地元ではこの道を通るときは塞の神に小石を積んで通る風習があり、今でも小さな石が積まれている。
道は塞の神が祀られている場所で分岐し、左へ曲がる道を進むと、昔は広瀬の方角まで通じていたとされるが、現在は行き止まりとなっており、直進するとイザナミが祀られている揖夜神社の方角へ続く。
2010年の映画『瞬 またたき』で、主人公が亡くなった恋人にもう一度会いたいと訪れる場所のロケ地として使われた。