伝言ダイヤル

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伝言ダイヤル(でんごんダイヤル)とは、NTTコミュニケーションズが提供していた、加入電話公衆電話から伝言を録音・再生・追加録音する電気通信サービスである。携帯電話PHS直収電話IP電話からは利用できない。

初期・サービスセンターへのアクセス

初期・サービスの操作方法

(例)東京伝言ダイヤルセンターの場合

  • 初回録音
    1. #8300 (0170-00-8300) をダイヤルする。
    2. 「NTT東京伝言ダイヤルセンターです。」のメッセージ音声が流れる。
    3. 6 - 10桁のボックス番号(連絡番号)に続けて#を押す。(利用されている場合には別の番号の指定を求める案内が流れる。空いている番号として受け付けた場合は、ここから課金が始まる。)
    4. 4桁の暗証番号に続けて#を押す。
    5. 30秒以内で録音する。録音終了後に確認再生が始まる。尚、確認再生を待たずに録音の途中で切っても録音は正常にされている。
    6. 30秒前で録音を終わらせたい場合は9#を押す。その後確認再生が始まる。
    7. 確認再生中に8#を押すと確認再生を中断し、録音の修正ができる。
  • 再生・追加録音
    1. #8301 (0170-10-8301) をダイヤルする。
    2. 「NTT東京伝言ダイヤルセンターです。」のメッセージ音声が流れる。
    3. 6 - 10桁のボックス番号(連絡番号)に続けて#を押す。(利用されている場合には、ここから課金が始まる。されていない場合はその旨が案内されるが、この場合は課金されない。)
    4. 4桁の暗証番号に続けて#を押す。この先、「再生」または「追加録音」を選択する。
      • 再生をする場合
        1. 7#を押す。
        2. 新しい録音から順に再生される。
      • 追加録音をする場合
        1. 3#を押す。
        2. 録音が始まる。(以下の操作は初回録音の場合と同じ。)

尚、再生中に9#を押すと再生をスキップし、1つ前の録音を再生する。3#を押すと再生を中断し、追加録音が開始される。また、1つのボックス番号(連絡番号)の最大録音件数は10件まで。録音は古い順に8時間経過すると自動消去される。全ての録音が消去されるとそのボックス番号(連絡番号)は未使用状態に戻るので再び利用するためには #8300 (0170-00-8300) をダイヤルし、初回録音操作をする。

初期・伝言ダイヤルの問題点

NTTでは「サークルなど仲間内での情報伝達目的」のためのサービスとして提供を開始したが、サービス開始後ほどなくして特定のボックス番号・暗証番号の組み合わせ[注釈 6]のボックスが通称「オープンボックス」として誰でもメッセージを録音・再生できる場所として使われるようになった。またここから派生して特定の4桁の番号の組み合わせを利用した伝言ボックス[注釈 7]も多く作られ、一種のチャットルームのような使われ方をされた。

伝言サークルとして8818(パパイヤ)、0183(オイワサン)、4649(ヨロシク)、4919(ヨクイク)、0213(オニイサン)、1919(イクイク)、0721(オナニー)、8823(ハヤブサ)、5572(ココナッツ)、8083(ヤオヤサン)、0999(スリーナイン)、3751(ミナコイ)、8107(ハテナ)等が有名。

この結果として伝言ダイヤル上で知り合った男女がその後交際に発展するなど、1980年代末にはいわゆる出会い系サービスの走りとして一時人気を博したが、その後非行少年援助交際、未成年の性交の温床となっているとしてダイヤルQ2ツーショットダイヤルテレクラと共にその利用が社会問題化した。また同時にオープンボックスがダイヤルQ2業者の音声広告等で埋め尽くされるようになり、出会い系サービスとしての利便性が急速に低下したことも重なり、1990年代前半に急速に人気が沈静化した。

当時の伝言ダイヤルは、「0170-」の番号を通常一般に公開していなかったため、ダイヤル回線契約の電話からの利用は基本的にできなかった。また、各センターへの通話回線路の展開設定が限定規制されていたため、仕事の出張等で「エリア外に出ると利用できない」と言う不便性もあった。また録音件数が1連絡番号あたり10伝言と少なく、更に各伝言の長さもそれぞれ30秒以内で短く、録音保存時間も8時間しかなく使い勝手が悪かった。

新・伝言ダイヤルへの移行

これらの不都合を解消するためNTTは、1999年9月21日より、各都道府県のセンター全てに県番号(但し、北海道・旭川センター=48、釧路センター=49)を含む「新・0170-番号」を新規制定した。

また、今度はこの「新・0170-番号」を正式に公開し、ダイヤル回線からもサービスの利用が可能となった[注釈 8]。尚、「#8△00・#8△01・#8△02・#8△03・#8△04・#8△05」等の短縮番号は使用されなくなった。また録音・再生が共通の番号となった。

この新サービスへの移行に伴いエリア外の回線への展開規制が解除され、各都道府県のセンターへ日本全国からの利用が可能となった。また、録音件数は1連絡番号あたり20件に増量となり、更に各伝言の長さがそれぞれ60秒以内に延長され、録音保存時間も24時間となり利便性が大幅に改善された。

災害用伝言ダイヤル (171) の開始

1995年(平成7年)1月17日)の阪神・淡路大震災の教訓から災害時の連絡手段の確保が求められた。これを受け1998年3月から災害発生時に被災地との連絡のみと言う限定で利用可能な災害伝言ダイヤルサービスが開始された。

番号は「171」(イナイ)

廃止

脚注

関連項目

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