佐藤康弘 (スノーボーダー)
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広島県福山市出身。広島県立福山葦陽高等学校卒業[2]。愛称はやっさん[3]。雪が滅多に降らない地域の出身であったため、スキーは中学校の修学旅行で長野県に行った際に経験したのみ、スノーボードはカナダ留学中に初めて経験したという[4]。
カナダでスノーボードにハマったことがきっかけでプロスノーボーダーとなり[4]、「First Children」というスノーボードチームを旗揚げして数々の映像作品を発表。これにより1990年代の日本のスノーボードブームを牽引した[5]。
30代半ばとなった2010年に長野県上高井郡小布施町にスキースノーボードジャンプ練習施設「小布施QUEST」を開設し、本格的に選手育成を始める。その後、2013年には埼玉県比企郡嵐山町に「埼玉QUEST」を開設[1]。鬼塚雅、大塚健ら有望選手を次々と国際舞台に送り出して指導実績を積み重ねる[5][6]。
2015年、大塚健の中華人民共和国(中国)遠征に同行した際に当時11歳だった蘇翊鳴を紹介される[7]。そして蘇が14歳になると指導を依頼される[8]。
2018年、中華人民共和国国家体育総局の要請によりスノーボード中国代表コーチに就任し、蘇翊鳴を始めとする選手たちの指導に取り組む[5]。蘇は2022年の第24回冬季オリンピック北京大会において、スロープスタイルで銀メダルを、ビッグエアで金メダルをそれぞれ獲得した[4][5][9]。また、日本でも大塚のほか、木俣椋真、岩渕麗楽、深田茉莉らの指導も行った[1][4]。
2026年の第25回冬季オリンピックミラノ・コルティナダンペッツォ大会では男子の中国代表コーチを務め、スロープスタイル男子で蘇翊鳴(中国)、女子で深田茉莉(日本・YAMAZEN)が金メダルを獲得した[10][11]。この大会の競技では、男子の時は中国代表コーチとして同国の公式ウェア、女子の時は深田と岩渕の私設コーチの立場で日本代表の公式ウェアをそれぞれ着用して選手にアドバイスを送るという二刀流スタイルを駆使しての活動であったという[10][11]。