±m についての簡単な線形結合によって、体球調和関数は実数値関数の集合に変換される。デカルト座標系で表示された実の正則体球調和関数は、x, y, z についての l 次斉次多項式である。これらの明示的に書かれた多項式は、例えば(球面座標で書かれた)原子軌道や実数値の多重極モーメント(英語版)に現れ、重要である。以下でその導出を行う。
z = r cosθ だから、この導関数には適当な r の冪乗を掛ければ z のシンプルな多項式になる。
(x,y)-依存因子
次に、x = r sinθcosφ と y = r sinθsinφ に注意すると
同様に
これらより、次のように定義する。
まとめ
低次の関数のリスト
l = 5 以下の関数の明示式を記す。ここで
低次の と は次の通りである。
m
Am
Bm
0
1
2
3
4
5
参考文献
Steinborn,E. O.;Ruedenberg,K.(1973).“Rotation and Translation of Regular and Irregular Solid Spherical Harmonics”.Advances in quantum chemistry.7.Academic Press.pp.1–82.ISBN9780080582320
Thompson,William J.(2004).Angular momentum: an illustrated guide to rotational symmetries for physical systems.Weinheim:Wiley-VCH.pp.143–148.ISBN9783527617838