光反応
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光反応の例
光反応として一般に知られる例を示す。いずれも、ある基質に対し適切な光を照射することで進行する。
- ノリッシュI型反応 (Norrish type I reaction) ケトンの C-C 結合のホモリティックな開裂
- ノリッシュII型反応 (Norrish type II reaction) カルボニル基によるγ位からの分子内水素引き抜き
- バートン反応 (Barton reaction) 亜硝酸エステルから、γ位への NO の転位によるオキシムの生成
- 一重項酸素の発生
- スチルベン、アゾベンゼン、ジアリールエテンなどの光異性化
- フォトクロミズム
光反応と熱反応で形式が変わる反応
熱的に起こる反応(暗反応)と、光反応とで形式が変わる反応の例を示す。例えば、環化付加反応において、[4+2]付加環化反応(ディールス・アルダー反応)は熱的に許容されるが、[2+2]付加環化反応(2分子のアルケンからシクロブタンの生成)は、熱的には対称禁制である。しかし、光反応では、光励起によりアルケンの電子配置が変わることにより、[2+2]付加環化反応が対称許容となり進行する。詳細は「ウッドワード・ホフマン則」を参照されたい。
関連項目
- 光化学
- ウッドワード・ホフマン則
- 光合成
- 光化学反応(こうかがくはんのう)
- 蛍光