免疫学的検定
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歴史
検定の原理
検出限界
使用される抗原・抗体
定量的試験
数値的な結果のために、液体の反応は既知の濃度の標準と比較されることで測定される。これは通常、グラフ上に標準曲線を描いて行われ、未知の物質が標準曲線上のどの位置で反応を示すのかを調べることにより、その物質の定量を行うことができる。
抗原または抗体の定量は様々な方法でなされる。その中でももっとも一般的な方法は、抗原または抗体のいずれかを標識することである。標識物には酵素(酵素標識免疫学的検定法 (Enzyme Immunoassay, EIA法) 、ヨウ素125(125I)放射免疫測定 (Radioimmunoassay, RIA) で用いるような放射性同位元素あるいは蛍光化合物が用いられる。その他には凝集法、比濁法、混濁度測定法、ウエスタンブロット法がある。
競合的検定と非競合的検定
免疫学的検定法は競合的にも、非競合的にも行うことができ、均質な対象にも不均質な対象についても行うことができる。
競合的免疫検定法では、未知の試料中の抗原が抗体と結合する時に、標識された抗原と競合する。抗体と結合する標識抗原の量が測定される。この方法では未知の試料中の抗原濃度とは逆転した比率で反応する。すなわち、未知の試料中の抗原量が少なければ標識抗原とはあまり競合しないので、検出される標識抗原量が多く、強く反応を示すことになる。
非競合的免疫検定法はサンドイッチ法とも呼ばれているように、未知の試料中の抗原が抗体と結合し、さらに標識された抗体が抗原に結合する方法である。抗原に結合した標識抗体量が測定される。競合的免疫検定法とは異なり、非競合的免疫検定法は抗原の量と反応が直に比例する。これはすなわち未知の試料中に抗原が存在しなければ標識抗体も結合せず検出されないからである。
種類
競合、非競合による分類
- 競合的検定
- 非競合的検定
- 免疫放射定量法 (IRMA)
- 酵素結合免疫吸着測定法 (ELISA)
- 時間分解免疫蛍光測定法 (TR-IFMA)
- 免疫蛍光測定法 (IFMA)
- 免疫発光量分析法 (ILMA)
標識(ラベル)による分類
- 磁気免疫測定法
- 酵素抗体法
- 非標識免疫測定法
- ナノ粒子免疫測定法
- 電気化学発光免疫測定法(ECLIA)
- 蛍光免疫測定法(FIA法)
その他
- 免疫比濁法 (TIA)
- 混濁度測定法
- 偏光蛍光解消法
- 補体結合反応
- 表面プラズモン共鳴法
- 赤血球凝集反応(クームス試験)
- ラテックス凝集反応
- オクタロニー法
- ウエスタンブロット法
応用
免疫学的検定は、ヒト免疫不全ウイルス感染症やその他の様々な感染症の診断において特に重要な役割を担っている。