八犬士
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八犬士のひとり犬塚信乃を主人公とした作品で、物語の流れはおおむね馬琴の『八犬伝』(以下、原作。南総里見八犬伝#物語の内容参照)に沿っているといえる。ただし、本作で描かれたのは、大塚から芳流閣を経て行徳古那屋に至る信乃ら犬士の物語と、ヽ大の口から語られる里見家と珠の因縁(原作の発端部)である。このため八犬士すべてが物語に登場することなく連載が終わってしまった。
結城合戦で犬塚番作が宝刀村雨丸を預かる場面をプロローグとし、その34年後、1475年(文明7年)から犬塚信乃を追う形で物語が進む。本編の開始時点で、信乃は大塚村で父ととも暮らし、幼馴染の荘助・浜路と平和に過ごしているが、やがて信乃は村雨丸をめぐる苛烈な運命に翻弄されていく。
芳流閣直前までを収録した単行本2巻(2005年9月掲載分まで、16話)の発行後、連載が終了した。2012年に発行されたコンビニコミック(Gコミックス)版『八犬士スペシャル』では単行本未収録部分も収録されている。