日本では、100分割の刻は天文や暦学の分野で使用され、不定時法が採用されてからも等分のままであった。また、暦にも、100等分の刻で表した昼間の長さが記入されたものがあった。それによれば、春分・秋分には昼の長さが50刻、冬至には40刻、夏至には60刻となる。
日本には、1日を48等分する刻があった。すなわち、この1刻は30分に相当する。48等分の刻は、時辰を4分割する一種の補助単位として使用され、「子の一刻」「寅の四刻」などと呼んだ。
日本では、12時辰は室町時代ごろから不定時法となり、季節によってその長さが異なるようになった。
日本では、1つの時辰を上中下に3分する「刻」もあり、「子の上刻」「寅の下刻」などと呼んだ。
どの「刻」も、明治時代に西洋の時法が導入された後は使われなくなっている。