前之園幸一郎 From Wikipedia, the free encyclopedia 前之園 幸一郎(まえのその こういちろう、1936年 - )は[1]、日本の教育学者、青山学院女子短期大学名誉教授、東京モンテッソーリ教育研究所付属教員養成コース長[2][3]。モンテッソーリ教育の研究を中心に、子どもや教育に関わるイタリアの歴史について業績を上げている。 鹿児島県生まれ[4]。早稲田大学教育学部を卒業し、東京大学大学院人文科学研究科修士課程を修了した[4]。その後、イタリア政府奨学生となってローマ大学へ留学した[4]。1967年、ペルージャでモンテッソーリ教育に接する機会があり、以降これに研究上の関心を寄せるようになった[5]。 東京大学教育学部助手、明星大学人文学部教授を経て、青山学院女子短期大学教授となり[4]、2004年4月には第6代学長となって2008年まで在任した[6][7]。 また2004年には、「15世紀フィレンツェ教育史 : 子ども観と子育ての現実」により、英知大学から博士(宗教文化)を取得した[8]。 2007年8月に日本モンテッソーリ協会会長・理事長となり[9]、2022年4月9日に退任するまで15年近くこの職を務めた[3]。 2023年には、「モンテッソーリ教育のわが国における普及・発展のために寄与し、多大な貢献を果たした。」などとして、日本モンテッソーリ協会から第9回ルーメル賞を贈られた[3]。 おもな著書 単著 子どもたちの歴史、永田書房、1989年 イタリアの記憶:文化と歴史そして人々、大空社出版部、1998年 マリア・モンテッソーリと現代:子ども・平和・教育、学苑社、2007年 訳書 (田辺敬子との共訳)イタリア・ルネッサンス期教育論、明治図書、1975年 ロレンツオ・ドーレ著、工場と学校:15O時間をめぐって、日本労働組合総評議会、1976年 脚注 ↑ “Webcat Plus 前之園 幸一郎 (1936-)”. 国立情報学研究所. 2022年2月21日閲覧。 ↑ “教員養成コースについて”. 東京モンテッソーリ教育研究所. 2024年2月21日閲覧。 1 2 3 “日本モンテッソーリ協会(学会)のルーメル賞受賞者”. 日本モンテッソーリ協会. 2024年2月21日閲覧。 1 2 3 4 “歴代会長”. 日本モンテッソーリ協会. 2024年2月21日閲覧。 ↑ 阿部真美子「前之園 幸一郎 著『マリア・モンテッソーリと現代 子ども・平和・教育』」『教育学研究』第75巻第2号、日本教育学会、2008年、219-220頁、2024年2月21日閲覧。 ↑ “歴代学長”. 青山学院. 2024年2月21日閲覧。 ↑ “キリスト教学校教育バックナンバー 加盟校動静”. キリスト教学校教育同盟 (2004年5月4日). 2024年2月21日閲覧。 ↑ “15世紀フィレンツェ教育史 : 子ども観と子育ての現実”. 国立国会図書館. 2024年2月21日閲覧。 ↑ “協会(学会)の沿革”. 日本モンテッソーリ協会. 2024年2月21日閲覧。 典拠管理データベース 全般ISNIVIAF国立図書館日本学術データベースCiNii BooksCiNii Research Related Articles